2025年11月15日(土)第3回関西U-18女子サッカー選手権大会 兼 JFA 第29回全日本U-18女子サッカー選手権大会 関西大会 準決勝
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 10-0 SASAYURI FC SHIGA
試合詳細 >
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JFA 第29回全日本U-18女子サッカー選手権大会 関西大会が開催されました。
今日の試合に勝つことで、全国大会出場が決まります。
セレッソのキックオフで試合開始。相手を押し込み、果敢に仕掛けます。
1分、相手のクリアが半端になったところを中村が逃さずキープし、背後に走り込んだ林祐へ。浮いたボールを落ち着いて打ち込み先制に成功します。その後しばらく、中央から侵入を試みますが、相手の守備に対応されます。
次第に幅を生かした攻撃を増やし、迎えた20分。左サイドを起点に、林祐、中村と繋いで、最後は田村が斜め45度から逆サイドネットに決め切り2点目。3分後にも2トップのコンビネーションで追加点を奪い、リードを広げます。勢いを止めず得点に迫りますが、ゴール前で粘られ判断遅れるなど決定力を欠きます。それでも、終了間際に中央で受けた林祐が自ら運んで2点、中村がGKのパスカットから1点を追加し、6-0で折り返します。
ハーフタイムは、守備は奪われた瞬間の切替の改善、攻撃は楔が入った後の関わりを増やすことを確認し、山崎、酒本を投入して後半に向かいます。
50分、山崎のクロスをペナルティエリア内で受けた中村の仕掛けが相手のファールを誘いPK獲得。冷静に決め、後半最初の得点を奪います。5分後にも、牧之瀬からの楔を竹田とコンビネーションで崩し中村がこの日3点目。61分には、リハビリから復帰したGK天野、SB安田を投入します。直後のFKでは自陣でロストしてピンチを招きますが、奪い返してトップ下に変わった林祐から相手のハイラインの背後に走り込む中村へスルーパス。カウンターが決まり9-0とします。69分には自陣から繋いで山崎からワイドでパスを受けた林祐が自ら持ち込んで右足を振り抜きゴール。その後も積極的にゴールを目指しますが、決めきれず。逆に自陣でのミスからペナルティエリアへの侵入やシュートを許すもなんとか守り切り、無失点で終えました。
戦う姿勢を持ち続け、確実に全国大会を決めることができた一方で、決定力や保持時の関わり方については課題も残りました。
次週は、11月22日(土)ヨドコウ桜スタジアムでのU-18リーグ 大阪学芸高等学校戦と、24日(月)U-18選手権関西大会 INAC神戸レオンチーナ戦の2連戦。
チームで課題に向き合いつつ、一人ひとりが必要な取り組みを続け、ピッチで躍動できるよう準備してまいります。
保護者の皆さま、関係者の皆さま、サポーターの皆さまに応援に駆けつけていただきました。
温かいご声援を本当にありがとうございました。
引き続き、応援をよろしくお願いします。
(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督 武末彩子)