2025年12月14日(日)高円宮杯 JFA 第37回全日本U-15サッカー選手権大会 2回戦
セレッソ大阪西U-15 1-3 アビスパ福岡U-15
試合詳細 >
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本日、高円宮杯第37回JFA 全日本U-15サッカー選手権大会 2回戦 アビスパ福岡U-15戦が維新みらいふスタジアムにて行われました。
昨日よりも風が強い影響もあり、気温が低いなか、試合を迎えます。
キックオフはセレッソ大阪西U-15ボールでスタートします。
前半開始1分に猛攻を仕掛けられ、ゴール前で連続でシュートを放たれますが、DF陣が体を張ってブロックします。さらに立ち上がりから相手チームが攻守において圧力をかけ、球際での戦いが増えます。
前半4分、左サイドを駆け上がった神宮が左足でGKとDFラインの間にクロスを上げますが、中で合わせることができません。前半8分には、中盤で毛利が右サイドへサイドチェンジし上原が右足でクロスを上げると、ファーサイドに飛び込んだ神宮があと一歩届かず。
すると、一瞬の隙をつかれます。前半14分、GKからのロングボールがDFラインの背後へ抜け、GKとの1vs1を決められ0-1とリードを奪われます。
先制点を失いますが、しっかりとボールを保持し横へ揺さぶりながら、ゴールを目指します。
前半30分に、谷口が味方とのワンツーでゴール前に侵入しようとしたところを、足がかかりフリーキックを獲得します。ゴール中央で谷口が左足を振りぬきますが、壁に当たり得点を奪えません。
前半35分、カウンターから右サイドを個人で突破され角度のないところからのミドルシュートがゴールに吸い込まれ0-2とリードが広がり、そのままのスコアで前半が終了します。
ハーフタイムでは、自分たちを信じることとメンバーに入れなかった選手の分まで戦うことを胸に後半に入ります。
追いかける展開のため、後半頭から野山、岡田、伊藤を投入します。
後半で先に点を取ることが目標のなか、後半3分、右コーナーキックから左足のインスイングがゴールに向かいGKがブロックしますが、そのままゴールに吸い込まれ0-3とリードが大きく広がります。
追いかけける展開でも焦らずにボールを動かし続け、主導権を奪い返します。後半13分には、中央のフリーキックを村尾が蹴り、中で鹿島がヘディングで合わせますが、惜しくもGK正面。さらに、谷口からのクロスでチャンスを生みだし、攻撃のリズムがでてきます。後半16分には、毛利のスルーパスに伊藤が抜け出しますが、シュートが入りません。また、後半26分に左サイド谷口がカットインからシュートしますが、これもGK正面。
攻撃に厚みがでてきたなか後半29分に、カットインから谷口がペナルティエリア内にスルーパス。これに反応した伊藤がGKに倒されPKを獲得。キッカーは毛利。これをしっかり右隅に流し込み、1-3と2点差になります。
ここからさらに反撃に出たいセレッソ大阪西は、後半28分、山下に代え下内が入ります。
時間が迫る中、フリーキックのこぼれ球を毛利が放ちますが、ゴール頭上へ外れます。右サイドから何度も野山・谷口のコンビでサイドを崩しますが、最後の局面を崩しきれません。
最後まで全員でゴールに迫り続けますが、点差は縮まらず終了のホイッスルが鳴り、1-3で2回戦敗退となりました。
本日の結果を受けまして、3年生の公式戦の日程が全て終了しました。
この一年間、全員がチームの為に戦い、悲しい時や苦しい時、同じ時間を共有し、本当に成長できたシーズンでした。
試合終了後もキャプテン鹿島が選手全員に顔をあげようと言葉をかけていたことが本当に頼もしく感じました。この素晴らしいチームと一年間戦えたことを誇りに思います。また、3年生の今後の飛躍と活躍を期待しております。
今年1年間、選手たちへ多大なるご支援・ご声援をいただき、誠にありがとうございました。
皆様の温かいサポートのおかげで、選手たちは大きく成長することができたと感じております。
本日も気温の低い中、保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様にお越しいただき、温かいご声援をありがとうございました。
(セレッソ大阪西U-15コーチ 柿木 亮介)