セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ2部 第1節 SOLESTRELLA NARA 2002戦|レビュー:

2022.03.06
2022年3月5日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2022 関西サンライズリーグ2部 第1節
セレッソ大阪和歌山U-15 5-0 SOLESTRELLA NARA 2002
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U−15サッカーリーグ2022関西サンライズリーグ2部 第1節 SOLESTRELLA NARA戦がセレッソ大阪舞洲シャウエッセングラウンドで行われました。

序盤からセレッソがボールを保持。自陣から短いパスを繋ぎながら前進するこちらに対し、相手チームは高い位置から積極的にプレッシャーをかけてきます。
CB平澤・片桐とMF北口・前田のポジショニングとボールキープによって、相手FWとMFをおびき寄せ、相手が動いたことによって空いたスペースでFW小松やSH井上・米田がボールを受けます。相手ディフェンスラインの前で前を向き、そこからSB大谷・中村のオーバーラップやFW矢野の飛び出しによって相手ゴール前に進み、チャンスを作っていきます。
9分に矢野のシュートのこぼれ球に小松が素早く反応し、先制。早い時間にゴールを奪えたことで、少し落ち着きも生まれます。
36分には、左SH米田から右SH井上へ繋ぎ、右サイドを駆け上がった中村へリズム良く展開。中村のクロスに北口が豪快なダイビングヘッドで追加点を挙げ、2-0。良い雰囲気で前半を終えます。

後半も相手チームは高い位置からプレスをかけてきました。
ハーフタイムで、相手がアグレッシブに前に出てくるなら、相手の背後を突く意識を持とう、と確認していたことがうまく的中します。
56分には、北口が相手の高いディフェンスラインの裏にパス。うまく矢野が飛び出し、GKとの1vs1を沈めて3点目。
79分にはボランチにポジションチェンジした中村が、ピッチ中央から相手DFを翻弄するドリブル。相手が中村に引きつけられたところに前田が走り込み、落ち着いてゴールネットを揺らし、4点目。
アディショナルタイムに入っても攻撃の手を緩めず、交代で入った左SH永井の縦への突破から、ファーサイドにグラウンダーのクロスを右SH和田が押し込み5-0で試合終了。

精神的に難しい初戦で力を発揮し、大量得点と無失点というのは非常に喜ばしく思いますが、課題を強く感じる試合でもありました。
自陣でのビルドアップで自分達のミスからピンチを招いたり、GKとの1vs1等の決定機も何度も逃しています。
また次節の勝利に向けて、この伸びしろを感じながら練習に取り組んでいきます。

本日は無観客開催ではありましたが、コロナ禍にも関わらず、多くの方々のお力添えによって大会が開催されることに、厚く感謝申し上げます。
ありがとうございました。



セレッソ大阪和歌山U−15コーチ 北口 雄一