2025年7月21日(月)U-18女子サッカーリーグ2025 関西1部
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 3-1 大阪桐蔭高等学校
試合詳細 >
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U-18女子サッカーリーグ2025関西が開催されました。
後期リーグに入り1試合目、そして、来週のクラブユースに向けて貴重な公式戦の機会を、チーム全員で良い緊張感のなか迎えました。
セレッソのキックオフで試合開始。
先週の追手門と同様に縦にシンプルに前進する相手のスタイルに先手を取られないよう、序盤は判断よくプレーします。
13分にはゴール前に攻め込まれ、左右からクロスの猛攻を受けますが、DF陣とGK原田を中心に我慢強く跳ね返します。
攻撃ではミドルブロックで構えて中を固く締める相手に対し、サイドから崩しにかかりますが、人数をかけて対応されなかなかビックチャンスは作れません。
連続した相手コーナーキックのピンチもなんとか凌ぎ、給水を迎えます。
45分、得点が動きます。セレッソの前線へのフィードのセカンドボールを相手が奪い1本のロングパスで背後に抜け出されます。FWがワンタッチで放ったシュートはGKの頭上を超えゴールへ。警戒していた時間帯に失点を許し、0-1で前半を折り返します。
ハーフタイムは、守備は攻撃中のリスク管理の整理、クロス対応はこのまま集中を続けること、攻撃は効果的な前進のために相手のプレス矢印を活用することと、そのための選手間の距離を確認して後半に向かいます。
後半は、開始から田村、古田両アタッカーの守備スイッチが効き、早速チャンスを迎えます。
47分、田村が相手CBのコントロールミスを逃さず奪い、2人を引きつけて古田へラストパス。これを冷静に流し込み、まず同点に追いつきます。
対する相手も強力な2トップのキープ力とコンビネーションで鋭くセレッソゴールに襲い掛かりますが、得点は許しません。
66分、フレッシュな玉村が投入された直後でした。右スローインからVO牧之瀬が林祐へ楔、落としたところへ玉村が走り込みGKを冷静に見てゴール。早速持ち味を発揮します。
追加点を奪いに行きますが、中盤でのロストからカウンターを受けるなど、リードしつつもオープンで予断を許さない展開が続きます。
すると87分、中盤でボールを奪ったSH林祐からのパスをFW古田が収めて運び、再び上がってきた林祐へ。ミドルシュートが右隅に決まり、3-1にリードを広げます。
残り時間を、交代選手を含めて全員でアグレッシブに戦い抜き、そのまま3-1で勝利を収めました。
先制された中でも、落ち着いてやるべきことを追求し逆転で勝利をつかむことができ、前節からの成長を感じる試合となりました。
先発選手だけでなく、全選手が各々の役割を全うして掴んだ一勝をステップにして、このゲームで出た課題に向き合い、来週の活動とその先のクラブユースに向かいたいと思います。
本日も暑い中、多くの保護者の皆さま、関係者の皆さま、サポーターの皆さまに応援に駆けつけていただきました。
温かいご声援をありがとうございました。
引き続き、応援をよろしくお願いします。
(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督 武末彩子)



