セレッソ大阪スポーツクラブ

U-15女子リーグ関西 第1節 ヴィトーリア 戦|レビュー:開幕戦を勝利で飾る

2021.04.11
2021年4月11日(日)JFA U-15女子サッカーリーグ2021関西 第1節
セレッソ大阪堺ガールズU-15 3-0 FCヴィトーリア
試合詳細 >
------
本日、JFAU-15女子サッカーリーグ2021関西が開幕いたしました。

試合前に守備では前線から圧力をかけ続けること。攻撃では相手の矢印を見ながら、自分たちが主導権を持って戦うことを確認し、試合へ臨みました。


前線のパワフルなFWを使い、シンプルに背後を狙ってくる相手に対してロングフィードをさせないように立ち上がりから下がることなくプレッシャーをチーム全体でかけます。
すると、前半5分。右サイドで繋いだボールを一旦は奪われますが、速い切り替えで奪い返し、コーナーキックを得ます。そのコーナーキックをゴール前に入れ、混戦からオウンゴールという形ですが先制することに成功します。

その後も追加点を狙いに行きます。しかし、高いDFラインを保ち、コンパクトにしてくる相手をうまく攻略することが出来ません。
また、開幕戦の緊張からかミスが多くなり、次第にボールを見る時間が長くなってしまい、相手を見ることが出来ずボールを失ってしまいます。

そんな嫌なムードが流れる中、追加点が生まれます。
前半17分。本谷の大きなサイドチェンジから左サイドでボールを受けた内田がドリブルで仕掛けます。
1人目をかわし、カバーに来た2人目もかわしクロス。ニアに走り込んだ高山がDF・GKを引きつけ、ボールはフォアでフリーになっていた杉本の元へ。フリーになった杉本が冷静にゴールを決め2-0とします。

前半のうちに3点目も欲しかったのですが、準備不足によるミスが散見され、上手くボールを動かせず前半が終わります。
ハーフタイムで準備を早くすること、相手の矢印を見ること、圧力をかけ続けることなどを確認し、後半を迎えます。

後半は相手が少し下がったこともあり、前半よりもテンポ良くボールを動かします。
そして、選手交代などでフレッシュな選手を入れて3点目を狙います。
その選手交代で入った、堀江・竹田によって追加点を奪います。

右サイドの低い位置から井田→杉本→磯部→杉本とテンポ良く繋ぎ、相手の右SBの背後へ走り込んだ堀江へスルーパス。堀江が中の状況を観ながらワンタッチでクロスを入れます。そこへ逆サイドから走り込んできた竹田が落ち着いて決めて3-0とし、試合を決定づけます。
そのまま試合は終わり、開幕戦を勝利することが出来ました。

課題はまだまだたくさんありますが、少しずつ克服して成長していきたいと思います。

(セレッソ大阪堺ガールズU-15監督 日高欣弘)