セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ2部 第2節 高槻ジーグFC戦|レビュー:

2024.03.09
2024年3月9日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2024 関西サンライズリーグ2部 第2節
セレッソ大阪和歌山U-15 0-1 高槻ジーグFC
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2024関西サンライズリーグ2部第2節vs高槻ジーグフットボールクラブがOFA万博フットボールAグラウンドで行われました。
前節引き分けに終わり、今節なんとしてもリーグ戦初勝利をあげたい選手たち。
立ち上がりから、相手チームとの激しいボールの奪い合いが続きます。風下であったことや自分たちミス、また不用意なファウルでボールを奪いきれず、自分たちのリズムを掴むことができません。
ゴール前付近でFKを与え、そこからピンチを迎えますが、前節同様、GK尾藤を中心にゴール前の粘り強い守備をしながら、奪ったボールを素早くFW浦下へ預け、攻撃の起点を作る事を試みます。
少しずつ自分たちのペースへ持ち込む事がてきた前半20分、中央で上手くボールを受けたMF米田が前を向き、タイミングよく抜け出した浦下へスルーパスが通ります。GKと1vs1となりますが、決め切る事ができません。
続く前半30分にもチャンスを迎えます。今度は右サイドの宮井からGKとDFの間へ見事なアーリークロスを通しますが、これも決めきれず、2度の決定機を外す形となり、前半は0-0で終了となりました。

ハーフタイムには、ボールを前へ進める為に、ボールの良い持ち方を再確認し、ボール保持者に合わせて、ポジショニング、動き出しをする事。またそれに対応してくる相手の変化を観てプレーすることを伝えて、ピッチに送り出します。

後半は立ち上がりから自分たちがボールを保持できる時間が訪れましたが、自陣でのプレーが多く、また相手陣へもロングフィードが多く、単調な攻撃となり、シュートチャンスまで持ち込む事ができません。
そんな中、後半5分相手GKのロングフィードに対してDF伊原がチャレンジしますが、ボールを処理し切れず、また周囲の選手のカバーリングも間に合わず、2列目から走り込んできた相手MFにゴールに決められてしまいました。1本のパスで先制点を許し、非常に悔いの残る失点となりました。
その後も自陣ではボールは持たせてもらえますが、チャンスを作る事ができません。それでもDF片桐のミドルシュートや、サイドを起点とした攻撃からゴール前への侵入し、FW泉本のフィニッシュとゴールを狙いますが、相手DFの身体を張った守備に合い得点できません。
試合終盤も最後まで諦めず、ゴールに向かってプレーしますが、味方との意思疎通ができず、また技術面の課題もあり、得点場面に繋げる事ができず、そのまま試合終了となりました。

ボールを上手く前進させることができた時にはシュートまで持っていける場面がほとんどでしたが、その機会を作る回数が少なく、ボールを前進させる為の技術、ポジショニング、動きは大きな課題となりました。
次の試合に向けて少しでも改善されるように練習を積んでいきたいと思います。

本日も保護者、サポーター、関係者の皆様、応援をしていただきありがとうございました。
試合終了後、涙を流している選手もいました。この悔しさを次節晴らせるように、自分たちと向き合い、より質の高い練習に励んでいこうと思います。
引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします。

(セレッソ大阪和歌山U-15 コーチ  但馬 佳樹)