2025年4月13日(日)U-18女子サッカーリーグ2025 関西1部
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 1-2 INAC神戸レオンチーナ
試合詳細 >
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U-18女子サッカーリーグ2025関西が行われました。
先週の開幕戦を勝利でスタートし、今日2戦目の相手は、昨年いずれの試合でも苦杯をなめたINAC神戸レオネッサ。
小雨の降り始め気温が下がるなか、相手のキックオフで試合が始まりました。
開始早々に試合が動きます。キックオフから自陣深く押し込んでくる相手の攻撃に思わずファール。ペナルティエリア付近でフリーキックを与えてしまいます。ゴール前に送り込まれたボールを二度跳ね返すも最後は相手に詰められ失点。序盤から追う展開となります。
お互いにサイドを起点にした攻防が続き迎えた5分、前線からのハイプレスをきっかけに得た左サイドのスローインから、中央の飯田、瀬戸と繋いで最後は古田が冷静にターンして相手の逆をつきフィニッシュ。試合を振り出しに戻します。
追加点を狙いたいセレッソでしたが、17分、左サイド中盤での相手スローインに対して処理を誤ったところからペナルティエリア脇深くまで運ばれグランダークロス。2列目から入ってきた相手を捕まえられず合わせられ失点。再びリードを許します。
その後も変わらず前線から連動した守備を仕掛けCBで回収し、相手陣内でプレーする時間を長くしようと試みますが、奪った後の攻撃でやや縦に急ぎすぎ、深い位置まで侵入できずに時間が過ぎます。44分に獲得したフリーキックをきっかけに連続してペナルティエリア内に侵入するもゴールは奪えず、1-2のまま前半を終えます。
ハーフタイムは、攻撃時にサイドに優位を作れるようなポジショニングを心がけることと、守備では失点となったクロス対応のベース、またハイプレスから奪った後の処理、判断を確認して後半に向かいました。
開始早々の2分、相手のビルドアップに対してプレッシングをかけるも剥がされクロスから再びペナルティエリア内で決定的なシュートを放たれますが、ポストに救われます。雨風が強まり、ボールの予測や切り返しが難しくなる中試合が進み、しばらくは相手の保持に対して我慢の時間帯が続きます。また、次第に疲労から守備の連動性と強度が落ち、攻撃では些細なパスのエラーやサポートの遅れでのロストしたり相手の攻撃を受けるなど、なかなか狙いとする形に繋がりません。
攻撃の活性化を狙い33分に牧之瀬を投入し、迎えた38分、左サイドのスローインから中村がGK頭上を狙いミドルシュートを放ちますが惜しくもバー。逆に、アディショナルタイムには左サイドからクロスを上げられるもGK天野とDF陣でなんとか凌ぎ、残り時間で同点を狙いますがゴールが遠く、1-2のまま試合終了となりました。
リーグ戦最初の山場として、内容と結果に拘って臨んだ一戦でしたが、悔しい敗戦となりました。
今後に向けて、タフな相手とのゲームにおいて強度や精度を高め、試合の時間帯や流れを踏まえた戦い方、振る舞いができるようにチーム全体で強化していく必要があります。
来週は、高体連の強豪である大商学園高等学校の対戦。今日のゲームを上回り相手を圧倒できるよう、できる準備していきます。
保護者の皆さま、関係者の皆さま、サポーターの皆さま、悪天候の中にも変わらず温かい声援をありがとうございました。
引き続き、応援をよろしくお願いします。
(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督 武末彩子)