セレッソ大阪スポーツクラブ

ヤマトタケルリーグ2部 第8節 MIOびわこ滋賀U-15戦|レビュー:

2025.06.14
2025年6月14日(土)U-13サッカーリーグ関⻄2025 ヤマトタケルリーグ2部 第8節
セレッソ大阪西U-15 3-0 MIOびわこ滋賀U-15
試合詳細 >
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本日、U-13サッカーリーグ 2025 関西ヤマトタケル2部リーグ 第8節 vsMIOびわこ滋賀U-13戦が野洲川歴史公園サッカー場 ビッグレイクAにて行われました。

大雨でピッチコンディションが悪い中、セレッソ大阪西のキックオフで試合がスタートします。MIOびわこ滋賀は4-2-3-1の布陣で前線の強力な1トップをターゲットに攻撃を仕掛けてきます。
立ち上がりからピッチ状況を理解した中で背後へのロングボールを有効活用し、相手コート内に押し込む展開が続きます。両サイドバックの吉本、櫻井がオーバーラップし味方からのパスから対角に1タッチで鋭いクロスを入れチャンスを演出します。
、ボランチの岡本、小谷も相手のギャップに覗きボールを受け攻撃の起点となります。前線に効果的なボールが入り、2列目からのランニングや3人目の関わりでゴール前まで迫りますがボールが思うように伸びない、止まるなど普段とは違うイレギュラーなシーンが見られ得点を奪うことができません。
相手も前線の1トップ目掛けてロングボールを多用してきますが、センターバックの横井、中川を中心に粘り強く対応し失点を許しません。
その後もセレッソ大阪西が押し込む展開が続きますが、得点を奪うことができず前半は0-0で折り返します。

ハーフタイムでは、相手のロングボールに対して素早くライン間をコンパクトにしセカンドボールを回収すること、シンプルに背後から狙いつつゴール前のプレーを大胆にすることを共有し後半に入ります。

後半から坪、杉原、山田、巽、山﨑を投入します。前半からポジションを変更し攻撃にアクセントを加えます。ボランチに入った中川が中央から左右に効果的なボールを展開しチャンスメイクします。後半から出場した山田が安定したビルドアップを見せ、岡本とのコンビネーションやニアゾーンへの一つ飛ばしのボールを配給しリズムを作ります。
後半10分、中央でのボールロストからショートカウンターを受けGKと1対1の状況を作られますがGK坪のファインセーブで得点を許しません。
後半12分、平松が相手の背後でボールを引き出しドリブルで仕掛けシュートを放ちます。相手GKに一度は阻まれますがこぼれ球を平松が押し込み1-0とします。
後半15分、神澤、長坂を投入し攻撃にアクセントを加えにいきます。交代直後にゴール前のこぼれ球を長坂が反応し鋭いシュートを放ちますが惜しくも枠を捉えることができません。
後半26分、神澤がニアゾーンにタイミング良くランニングし、連動した山﨑がボールを受けシュートを突き刺し2-0とします。
後半アディショナルタイム。スルーパスに抜け出した巽が角度のないエリアからゴールにシュートを流し込み3-0とします。
その後もDFラインが集中を切らすことなく守り切り3-0で試合終了となりました。

ボールが思うように進まないイレギュラーなピッチコンディションの中での難しい試合となりましたが、このような環境でどのようなプレーが最適か選手個々が感じられる試合になりました。来週の第9節で前期が終了となります。全員で勝つ準備をしてガンバ大阪門真戦に臨みたいと思います。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、大雨の中遠方まで温かいご声援ありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪西U-15コーチ 中島高行)


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