セレッソ大阪スポーツクラブ

ヤマトタケルリーグ1部 第5節 千里丘FC戦|レビュー:

2024.06.01
2024年6月1日(土)U-13サッカーリーグ関⻄2024 ヤマトタケルリーグ 第5節
セレッソ大阪西U-15 - 千里丘FC
試合詳細 >
------
本日、U-13サッカーリーグ 2024 関西ヤマトタケル1部リーグ第5節vs千里丘FCU-13戦がナラディーアで行われました。

連日の雨から一転雲一つない快晴で非常に気温が高い中でのゲームとなりました。
セレッソ大阪西ボールでキックオフされた立ち上がりから前へどんどん攻撃を仕掛けるセレッソ大阪西は開始直後から背後に抜け出して決定的なシュートチャンスを何度も作り出しますが、フィニッシュの精度が低くいずれもゴールを奪うことができません。
それに対して千里丘FCも個人技の高さを活かしながらコンビネーションやライン間でボールを受けて背後へスルーパスなどお互いが攻撃し合う展開となります。
均衡が破れたのは前半27分でした。中盤でボールを奪ったボールを大村が石渡へ背後へのスルーパスを出します。そのパスで抜け出した石渡が冷静にゴールへ流し込みセレッソ大阪西が先制して1-0で前半を折り返します。

後半が開始されると暑さもあってか少し動きや反応が全体的に鈍くなってしまい2ndボールや1vs1の局面で剥がされて相手にボールを前に運ばれて我慢の時間が続きます。すると後半5分に相手の左サイドの選手が中央へカットインから思い切りの良いミドルシュートを決められて1vs1の同点にされます。
そんな中でも粘り強く守備をしていましたが奪ったボールを保持するためのサポートや前に進むための関わりが薄くボールに向かう回数が減ります。すると後半23分にCKのこぼれ球をクリアしきれずに相手に押し込まれて1-2と逆転を許します。
しかしその直後の後半25分に途中出場の古永、繁中を中心にボールをテンポ良く動かして前に突破していくと中杉のスルーパスに抜け出した石渡が左足で流し込み2-2の同点に持ち込みます。同点に追いついた直後にも左サイドから崩し切りチャンスを迎えますが決め切ることができません。
すると後半30分と残り時間も少ない中で迎えたCKのこぼれ球をまたしても処理しきれずに相手に押し込まれて2-3と再逆転を許してしまいます。
少ない時間の中で得点を奪いにいきますが奪いきれずに試合終了となりました。

今日の敗戦でサッカーというスポーツの本質とは何かを突きつけられた試合となりました。
対戦相手と様々な奪い合いがひしめくピッチ上の中で選手個人が試合状況を理解、把握をしてどの様に個人、グループで解決していくのかを日常から突き詰めてTRしていかなければいけないと改めて感じました。

保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、応援ありがとうございました。
これからも熱い応援を宜しくお願いいたします。


(セレッソ大阪西U-15コーチ  竹元 雄輝)