セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ1部 第17節 セレッソ大阪U-15戦|レビュー:

2024.07.29
2024年7月28日(日)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2024 関西サンライズリーグ1部 第17節
セレッソ大阪西U-15 3-2 セレッソ大阪U-15
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U−15サッカーリーグ2024関西サンライズリーグ1部 第17節 セレッソ大阪U-15戦が、JGREENのS6ピッチにて行われました。

セレッソダービーは19時キックオフということもあり日中の強烈な暑さは和らいだものの、やはり湿度が下がらず体力を消耗しやすい気候の中で、試合が始まりました。

立ち上がりからシステムの相違もあり、お互いが相手の状況を伺いながら攻守の狙いを定めていきます。
前半5分には相手の素晴らしいミドルシュートがクロスバーを直撃しあわや失点のシーンでしたが、ゴールとはならずこれをしのぎます。
逆にセレッソ西は背後へ山元、亀田が抜け出しチャンスを作りますが、得点を奪えません。左サイドの上田がスピードに乗り突破し、シュートを打つも相手GKに阻まれます。
さらに山元のシュートのこぼれ球を片山が詰めてゴールを奪いますが、これもオフサイドで得点とはなりません。
お互いピンチもチャンスもありながら前半は0対0のスコアレスで折り返します。

良さを上手く消されてしまった部分もあり、ハーフタイムでは選手同士が自分たちから積極的に状況を話し合い、意志疎通を図ります。

後半から野山、谷口を投入し得点を奪いに行きます。
立ち上がりから前線の山元、國吉が積極的にプレスをかけにいき相手の自由を奪いにいきます。
早速チャンスが訪れます。後半3分、バイタルエリアでボールを受けた山元が右足でミドルシュートを放ちGKの方向に飛んでいきますがこぼれたボールがゴールラインを割り1-0とします。
先制に成功しますが気を緩めず加点しにいきます。ボランチの森、力石が相手MFの脇で上手くボールを引き出し攻撃を組み立てながら試合を進めます。
そんな中後半8分、テンポ良くボールを動かしながらペナルティエリア内でボールを受けた國吉がPKを獲得します。獲得した國吉自らが冷静に流し込み2-0とリードを広げます。
両サイドの岡崎、片山も得意のドリブルでチャンスを演出しつつ守備面でもチームに貢献します。
後半11分、前線から山元がアプローチをかけセカンドボールを森が回収します。味方にパスを預け、タイミングよくセンターバックの間でボールを引き出した森が上手くゴールに流し込み3-0とします。
勢いに乗るセレッソ大阪西はその後も果敢に相手ゴールに迫ります。
後半21分には中央でボールを受けた森が自らドリブルで仕掛け、そのまま強烈なミドルシュートを放ちますが惜しくも相手ゴールキーパーに阻まれます。
後半31分、山元に変えて林を投入します。
後半34分、コーナーキックからこぼれ球を押し込まれ3−1となります。ここから勢いにのったセレッソ大阪U-15が前がかりになり押し込まれる展開が続きます。
後半36分、ペナルティエリア付近でフリーキックを与えてしまいます。そのフリーキックからファーサイドでヘディングで折り返したボールを押し込まれ3-2となります。
その後も押し込まれる展開が続きますが、何とか凌ぎ切り3-2で試合終了となりました。

前期と同じ様な流れで終盤に失点を重ねましたが、今回はなんとか勝ち切って勝ち点3を得ることが出来ました。
しかしながら終盤の試合運びや失点の仕方には課題が残ります。前期同様に今回のセレッソダービーで得た経験を次につなげていきたいと思います。
リーグ戦はここで中断し、8月はクラブユースの全国大会に挑みます。全国の場でも自分たちらしい闘いが出来るように、またここから準備をしていきたいと思います。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かいご声援ありがとうございました。
引き続き熱いご声援をよろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪西U-15コーチ 中島 高行)