2024年8月12日(月)第39回日本クラブユースサッカー選手権(Uー15)大会 グループステージ E組
セレッソ大阪西U-15 3-4 川崎フロンターレU-15生田
試合詳細 >
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本日、第39回日本クラブユースサッカー選手権大会(U-15) グループステージE 川崎フロンターレU-15生田戦が夕張サングリンスポーツヴィレッジ第2球技場にて行われました。
勝てば、グループステージ1位通過が決まる試合ということもあり、選手達もモチベーションが高まります。
セレッソ大阪西のキックオフで試合がスタートします。
前半開始50秒で試合が動きます。左サイドで起点を作られ、テンポの良い崩しからシュートを決められてしまい、0-1となります。
しかし慌てることなく、得点を奪いにいきたいセレッソ大阪西がボールをにぎります。ボランチの森、林が中央で上手くボールを引き出し攻撃のリズムを作ります。前線の片山にボールが渡ると、得意のドリブルで相手DF陣を翻弄しチャンスを作り出します。
前半10分。右サイドをオーバーラップした野山の鋭いクロスに上田が合わせ、1-1の同点とします。
上田の得点で勢いのったセレッソ大阪西は片山が1.5列目で上手くボールを受ける回数が増え、起点を作り続けます。右サイドの亀田も柔らかいタッチから相手の逆をとるスルーパス、テンポの良いプレーでチャンスを演出します。味方からボールを受けた片山が村上に絶妙なスルーパスを出しGKと1対1の状況を作り出しますが、シュートは惜しくも枠の外に外れてしまいます。その後も、相手の間延びした瞬間を逃さずにボールを前線に配球しチャンスが生まれますが、得点を奪うことはできず、前半は1-1で折り返します。
ハーフタイムでは、ボールに対して追い越すシーンをもう少し増やすこと、ゴール前で2対1作り出すことを共有し、後半に入ります。
後半から長谷川を投入します。後半に入ってからもセレッソ大阪西が押し込む展開が続きます。
後半4分。ペナルティエリア内に侵入した上田が倒され、PKを獲得します。獲得したPKを森がきっちり決め、2-1と逆転に成功します。
しかしその直後に試合が動きます。後半7分。左サイドで起点を作られ、カットインからの崩しから失点を許してしまい、2-2となります。
後半11分に山元、國吉、岡崎の3枚を投入して、攻撃に厚みをかけにいきます。バイタルエリアでボールを引き出した國吉が、得意のテクニックとアイデアを活かしてゲームメイクしますが、得点を奪うことができません。
そんな中、後半31分に得点を許してしまい、2-3と逆転を許してしまいます。
後半34分。國吉からの絶妙なスルーパスに反応した山元がペナルティエリア内で倒され、PKを獲得します。山元がきっちりと決め、3-3の同点とします。しかし、後半37分に自陣のビルドアップからのミスからファールをしFKを与えてしまいます。このFKを直接決められ、3-4となります。
最後まで相手のゴールまで果敢に攻め続けますが、ゴールネットを揺らすことができず、3-4で試合終了となりました。
開始早々に先制を許しましたが、試合が進むにつれて自分たちらしいプレーでゴールまで迫るシーンや激しい球際の攻防、得点の奪い合いが見れて、非常に私たちも胸が熱くなるゲームとなりました。しかし、決めれるところで決めきれないシーンや、得点後のゲーム運びには課題が残りました。
本日の結果により、グループE 2位通過でノックアウトステージへの進出が決まりました。
休息日をはさみ、8月14日(水) 柏レイソルU-15とベスト16をかけての試合となります。
本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、遠方まで温かいご声援ありがとうございました。
選手、スタッフ一同一丸となり全力で臨みますので、引き続き、熱いご声援をよろしくお願いいたします。
(セレッソ大阪西U-15コーチ 中島高行)