セレッソ大阪スポーツクラブ

クラブユース選手権(Uー15) グループステージ C組 アスルクラロ沼津U15戦|レビュー:

2023.08.17
2023年8月16日(水)第38回日本クラブユースサッカー選手権(Uー15)大会 グループステージ C組
セレッソ大阪西U-15 6-1 アスルクラロ沼津U15
試合詳細 >
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本日、日本クラブユース選手権(U-15)Cグループ アスルクラロ沼津U-15戦が中札内交流の杜Bにて行われました。
会場に着く前にホテルでのミーティングを済ませ、昨日のゲームの内容を踏まえこの試合に臨みます。

試合はアスルクラロ沼津U15のキックオフでスタートします。
天候は雨のため多くの水分を含んだ芝生での試合となります。
立ち上がり2分、いきなり試合が動きます。
大島が相手選手をかわし、前方の塩尻へ浮き球のパスを配球。
それを受けた塩尻がドリブルで相手DFの前に入り、GKの意表をつくチップキックでゴールに流し込み先制します。

これで一気にセレッソ選手のボルテージが上がります。
そのままの勢いで前半8分。今度は塩尻の足元へのスルーパスを受けた木村がGKを上手く交わしシュートを決め、追加点を奪います。
トレーニングの成果が出た点から点に繋がる素晴らしいゴールとなりました。
更に加点を試みボールを動かしチャンスを作ります。
しかし前半19分。
中盤でボールを失い、中央へのスルーパスを通され1点を返されてしまいます。
悪い時間帯での失点により、ここから自分達のペースになりきれない時間が続いてしまいます。

そんな中でも、前日の試合の反省を活かし木村、エゼモクェが起点を作りながら追加点のチャンスを伺います。
前半終了間際には複数人のコンビネーションからエゼモクェが抜け出し、左足でシュートを放ちますが相手GKにセーブされます。
そのまま追加点は奪えず2-1で前半を折り返します。

ハーフタイムでは、確率の高いプレーを選択することを確認し後半に臨みます。

後半立ち上がりからも積極的に相手ゴールを狙いますが、なかなか追加点が奪えません。
エゼモクェの左サイドからの折り返しを受けた木村がシュートを放ちますがクロスバーに嫌われます。
逆に相手コーナーキックではあわやヘディングシュートを決められそうになるなど緊迫した時間が続きます。
ここで後半9分、両サイドの坂元と西川を投入します。
先日の試合では流れを大きく引き寄せるプレーを発揮していたため期待が高まります。
その直後、ファーストプレーで坂元が魅せます。
丸尾からのスルーパスを引き出し、坂元が相手GKをかわし待望の3点目を奪います。
途中投入での選手の活躍によりチームは一気に活性化します。
後半23分。ペナルティエリア付近で獲得したFKを、塩尻が綺麗な弧を描くボールを蹴り直接ゴールに流し込み4-1とします。
更に勢いは止まりません。
後半30分。ボールを受けた木村がドリブルでペナルティエリア付近まで運び、そのままニアサイドにシュートを放ち5-1とします。
終盤になり両チームとも疲れが見える中、交代カードを切り米田、片山を投入します。
途中交代の選手も躍動する中、後半37分でした。
ボールを受けた荒本がドリブルで加速しながら相手DFを剥がし、ペナルティエリア内でシュートを流し込み6-1とします。

そのまま6-1で試合終了となり、今大会初勝利を飾ることができました。
まだまだ課題もたくさんありますが、前日の試合の改善も見られ次節に繋がる貴重なゲームとなりました。
明日はグループリーグ最終戦となります。
しっかりと勝ち切ってグループリーグ突破を決めれるようにチーム全員でヴィクサーレ沖縄戦に臨みます。

本日も北海道という遠方にもかかわらず保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様が駆けつけていただき、大変感謝しております。
少しでも皆様の期待に応えられるように戦いますので明日も引き続き熱いご声援をよろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪西U-15コーチ 中島高行)