セレッソ大阪スポーツクラブ

U-13選抜 スペイン遠征1日目

2023.09.06
9月4日から12日の日程で、セレッソ大阪U-13選抜のスペイン遠征が始まりました。
1日目の報告です。

関西国際空港からフィンランド航空でスペイン・マドリードに向けて出発しました。
今回は、フィンランド・ヘルシンキを経由してスペインに入ります。

出発式では、U-13選抜のキャプテンに立候補した、鹿島選手より見送りに来てくれた保護者に決意表明を行いました。


関西空港22:25の便で、フィンランド・ヘルシンキ空港へ向かいました。

約13時間のフライトで、フィンランド・ヘルシンキ空港には朝の5:30に到着しました。

空港で選手たちを出迎えてくれたのは、田中亜土夢選手です。
田中選手は現在、フィンランド・ヴェイッカウスリーグのHJKヘルシンキに所属しています。

田中選手にヘルシンキの街を、案内して頂きました。
マーケット広場では新鮮なイチゴをご馳走になりました。

ヘルシンキ大聖堂の前での記念写真です。
この大聖堂は、1830年から1852年にかけて改築され、毎年350,000人を超える人々が教会を訪れています。

その後、テンペリアウキオ教会を訪れました。
教会は、大岩をくり抜いた中に造られていますが、天井にはガラスがはめ込まれており、自然光が入り込むようになっていて、内壁の岩は氷河時代に削られてできた模様を見ることができます。

最後に、田中選手が所属しているHJKヘルシンキのスタジアム「ボルト・レアナ」のツアーを田中選手が行なってくれました。
HJKヘルシンキはUEFAチャンピオンズリーグの本選グループリーグへの参加経験のあるフィンランド唯一のクラブです。

スタジアムツアーで驚いたのは、スタジアム内にサウナが完備されていることです。
田中選手の説明では、サウナは、フィンランドの人々の生活に溶け込んで欠かせない文化になっていて、
スタジアム内だけでもホーム、アウェーのロッカー内、レフリールーム、BIPルームの4箇所に設置されていて、普段から疲労回復や選手同士のコミュニケーションは取る場として、よく利用している様です。
ツアー後、選手・スタッフでアウェーロッカー内のサウナを体験させて頂きました。

田中選手のおかげで、選手たちはフィンランドの文化にたくさん触れることができ、とてもいい経験をすることができました。貴重なお時間の中、観光やスタジアムツアー、そして選手たちへ経験談や質問に答えて頂き本当にありがとうございました。

ヘルシンキ空港に戻り、16:40の便でスペイン・マドリードへ向かいました。
マドリード空港には20:05に到着し、バスでホテルへ移動しました。

ホテル到着後チャエックインを済ませ、夕食を頂きました。
スペインでは、サッカーだけではなく食事や生活面でも文化に触れ、個人として成長して欲しいです。

明日は午前中にトレーニング、そして、午後にはレアルマドリードU-13との親善試合が行われます。

いい準備を行い、世界にチャレンジしたいと思います。

アカデミーGKコーチ 笹方和樹