セレッソ大阪スポーツクラブ

U-13選抜 スペイン遠征2日目

2023.09.06
2日目の報告です。

朝、8:00朝食から活動がスタートしました。
移動や時差の疲れがある中、選手たちは自分たちで起床して朝食会場に集合しました。

午前中のトレーニングに備え、朝からたくさん食べます。
メニューは、ハム・チーズ・パンがメインで体調を整えるために、ヨーグルトやフルーツも食べていました。

9:30にホテルを出て、徒歩10分の練習場に向かいました。


W-upでは、池田トレーナーと長旅で固まった身体をほぐし、ステップワークで筋肉に刺激を与えました。


まずTR1では、止める・蹴るの技術を確認し、TR2で竹元監督と戦術の確認を行いました。

GKは、キャチングやダイビングでパフォーマンスを把握し、汗を流しました。

最後に、CK・FKでのオーガナイズやマンツーマン対応をトレーニングしました。
選抜チームですが、個人の役割を理解して実行することが求められます。

トレーニング後は、各ポジションに分かれグループトレーニングを行いました。
丸山ダイレクターは、DFラインの対応を選手に落とし込みます。

14:00ホテルでの昼食を食べ、レアル・マドリード戦に備えます。

17:45からホテルの部屋で、スペイン遠征でのコンセプトミーティングを行いました。
チームコンセプトは、
「世界を相手に怯む事なく挑み続ける」そして、勝利を奪う!
そのために攻撃・守備でどのようなプレーをするのか、映像を交えながら選手と共有しました。
選手たちの表情から、緊張と気迫を感じました。

18:15にホテルを出発し、レアル・マドリードの練習場「シウダー・レアル・マドリード」へ向かいました。ピッチは人工芝や天然芝など大小13面あり、トップチームを筆頭にレアル・マドリードの全カテゴリーが使用しています。

19:00キックオフです。
キックオフ後からコンパクトな守備でボールを奪いにいき、ゴール前でチャンスを作りますが、得点する事が出来ません。前半12分中盤への縦パスを許すと、サイドに展開されそのまま突破を許してしまい、失点。16分、縦に速い攻撃で、GKと1対1のチャンスを迎えますがGKに阻まれ得点することができません。

17分には左サイドの突破からチャンスを迎えますがDFにブロックされ同点に追いつく事が出来ません。0-1のまま前半を折り返します。
後半、ピッチを広く使われてしまい、守備の連動が遅れると一気にゴール前まで突破されてしまいますが、粘り強い守備で追加点を与えません。その後も一進一退の攻防を繰り広げますが、最後まで得点を奪う事ができず、0-1で敗れてしまいました。

試合後、選手たちに、レアル・マドリードの選手から「ナイスゲーム」と声をかけてもてっていました。レアル・マドリードに対して通用した事、そして、出来なかった事を修正して、2日後のアルネドカップに臨みたいと思います。

明日は午前中にバスで、大会開催地のアルネドへ移動して、午後から靴工場を見学し、トレーニングを行います。

アカデミーGKコーチ 笹方和樹