セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ1部 第4節 FCフレスカ神戸戦|プレビュー:

2024.03.20
2024年3月20日(水)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2024 関西サンライズリーグ1部 第4節
FCフレスカ神戸 - セレッソ大阪西U-15
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U−15サッカーリーグ2024関西サンライズリーグ1部 第4節 FCフレスカ神戸戦がHFA明石フットボールセンターにて行われました。

風の影響ある中でゲームがスタートします。
相手は4-4-2でコンパクトな陣形を組み、2トップを中心に攻撃を仕掛けてきます。
長谷川と津田を中心に相手の攻撃に対応しボールを握りますが、受ける選手の準備、ボールホルダーの判断のスピードが上がらず相手ゴールまで迫る前にボールを失うシーンが目立ちます。
両サイドも相手DFに捕まったまま数的優位を作れず意図的に崩しきることができません。
相手ゴール前で谷口、山元がシュートを決めるチャンスがありましたがどちらも技術的なミスで決め切ることができず前半は0-0で折り返します。

ハーフタイムでは、判断のスピードを上げること、ボールを受ける選手が常に予測をして受け続けることを共有し後半に入ります。

後半スタートからハーフタイムで共有した課題を活かし攻撃のテンポが上がります。
そんな中後半1分。山元が前線でボールを上手く引き出し、追い越してきた岡崎にパス。パスを受けた岡崎がドリブルで侵入しニアに鋭いシュートを突き刺し1-0とします。
さらに後半4分。國吉がボールを受けてから上手く前向きの状態を作り相手の背後に絶妙なループパスを出します。反応した山元が相手DFに倒されPKを獲得します。PKを獲得した山元が冷静に決め2-0とリードを広げます。
失点後相手も前がかりになり、2トップを中心によりパワフルな攻撃を仕掛けてきます。
後半6分に自分達のミスからショートカウンターをくらい失点し2-1となります。その後、後半10分、後半17分と立て続けに失点を許し2-3となります。
片山、村上、野山を投入し、得点を奪うため流れを変えにいきます。
それぞれ途中交代の選手が特徴を発揮しチャンスを演出しますが、相手のブロックに跳ね返され得点を奪うことができません。
セレッソ大阪西がボールを握り続ける展開となりゴール前まで迫りますが、課題であるゴール前でのクオリティが上がりません。
後半40分には右サイドから野山が絶妙なクロスを上げファーサイドで津田が合わせますが惜しくもゴールとはなりません。
最後まで諦めず得点を奪いにいきますが後半アディショナルタイムに自陣でのビルドアップのミスからカウンターをくらい失点し2-4となり試合終了となりました。

前半の課題を修正し後半立ち上がりから2点リードしましたが、逆転負けという悔しいゲームとなりました。
もっと全員が1つのボールを失わないこと、ボールを奪うこと、ゴールを奪うこと、ゴールを守ることに強い執着心を持って試合に臨まなければいけません。
次節は勝ちきれるように皆でもっと基準を上げていい準備をしたいと思います。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、遠方まで温かいご声援ありがとうございました。
引き続き熱いご声援をよろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪西U-15コーチ  中島 高行)