2024年8月15日(木)第39回日本クラブユースサッカー選手権(Uー15)大会 ラウンド16
セレッソ大阪西U-15 0-3 FC東京U-15むさし
試合詳細 >
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8月15日、第39回日本クラブユースサッカー選手権大会 (U-15) ノックアウトステージ ラウンド16 FC東京U-15むさし戦が白旗競技場Aにて行われました。
FC東京U-15むさしのキックオフで試合がスタートします。
相手は前線の強力なアタッカーを起点にロングボールとクロスを多様しながら攻撃を仕掛けてきます。立ち上がり5分は押し込まれる展開が続き、ボールを奪取しても相手チーム全体の切り替えが非常に早くボールを簡単に握らせてもらえません。しかし、少しずつ相手の守備の対応等理解し始め、力石、林が両サイドの岡崎、谷口や前線の山元、國吉を起点にしてテンポよくボールを動かしゴールまで迫るシーンも増えてきますが、得点まではいたりません。その後も、相手のロングボールや、サイドチェンジからのクロスに苦しみながらもDFラインが粘り強い守備を見せ、前半は0-0で折り返します。
ハーフタイムでは、ロングボール1本での攻撃を狙いすぎないこと、相手のセットプレーに気をつけることを共有し、後半に入ります。
後半から片山を投入し、流れを変えにいきます。その片山が得意のドリブルからスルーパスや献身的な守備で存在感を示します。
しかし後半16分。相手のクリアを中央で処理できず、背後に出されたボールをボレーで決められてしまい、0-1となります。失点後は下を向くことなく、得点を奪いにいきますが、相手のハイプレスや強度の高い守備に苦しみボールを保持できません。
後半20分。森を投入し攻撃にアクセントを加えにいきます。ボランチの林がボールを上手くさばきながら、味方に時間を作り出します。森、國吉がボールを引き出し、左サイドの片山のところで起点を作りますが得点にはいたりません。
後半25分。バイタルエリアに侵入されカットインから強烈なシュートを決められ、0-2となります。
後半28分。野山を投入し攻撃を活性化させにいきます。2点ビハインドをひっくり返しにいきたいセレッソ大阪西ですが、強度の高い相手の守備に苦しむ時間帯が続きます。
しかし後半31分。中央でのボールロストから、約50mのスーパーゴールを決められてしまい、0-3となります。その後も諦めることなく相手ゴールを攻めにいきますが、得点を奪うことができず、0-3で試合終了となり、ラウンド16で敗退となりました。
相手のトランジションの早さや、それぞれのポジションにクオリティの高い選手がおり苦しめられた中でも、セレッソらしい攻撃や、今大会で積み上げてきた守備の部分はあったと思います。
しかし、このゲームを通じて、改めて全国基準を選手達、我々スタッフも感じることができました。
この経験を無駄にせず、今後のサンライズリーグ、冬の高円宮杯に向けて、切り替えて進んでいきたいと思います。
今大会は私たちの力だけではここまで来ることはできませんでした。
保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、熱いご声援本当にありがとうございました。
悔しい結果に終わりましたが、引き続き、熱いご声援をよろしくお願いいたします。
(セレッソ大阪西U-15コーチ 中島高行)