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関西サンライズリーグ1部 第21節 ヴィッセル神戸伊丹U-15戦|レビュー:

2024.10.06
2024年10月6日(日)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2024 関西サンライズリーグ1部 第21節
セレッソ大阪西U-15 3-4 ヴィッセル神戸伊丹U-15
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U−15サッカーリーグ2024関西サンライズリーグ1部 第21節 ヴィッセル神戸伊丹U-15戦が、OFA万博フットボールセンターBにて行われました。

ヴィッセル神戸伊丹U-15のキックオフで試合が始まります。
前半4分、2列目からスルーパスに抜け出した鹿島が強烈なミドルシュートを放ちますが、惜しくもGKのファインセーブに阻まれます。前半8分、毛利がスルーパスに反応しGKと1対1の状況を作り出しますが決め切ることができません。
時間が経つにつれ、ボールロストする数が増えてきます。ヴィッセル神戸伊丹はセレッソ大阪西のサイドバックの背後を目掛けてロングボールを入れ前がかりに攻撃を仕掛けてきます。
前半15分、ミドルサードでセカンドボールに反応しますがコントロールミスしたところ回収されショートカウンターから失点をし0-1となります。
前半19分、ペナルティエリア内でファールをしPKを献上します。このPKをきっちり決められ0-2となります。
その後前半23分にはコーナーキックから失点を許し0-3とリードを広げられ前半を折り返します。

ハーフタイムでは、安易なボールロストを減らすこと、相手の攻撃に対し縦、横へのスライドを素早く行うことを共有し、後半に入ります。

後半から、谷口、上田、力石、片山の4名を投入します。立ち上がりから、テンポ良くボールを動かしアタッキングサードまで素早く侵入するシーンが増え始めます。
後半2分、ペナルティエリア付近でボールを受けた力石が相手の股を抜く技ありのシュートを決め1-3とします。
後半4分、國吉の絶妙なスルーパスに岡崎が抜け出し冷静に流し込み2-3とします。この2得点で攻撃に勢いが増し、相手側ハーフコートに押し込む時間帯が続きます。トップの片山にボールが入ると得意のドリブルで仕掛け相手のDF陣を引きつけ、効果的なパスを配球します。右サイドバックの田中も積極的に相手の背後にダイナミックなランニングをしチャンスを演出します。その後も決定機が何度も訪れますがシュートが枠を捉えきれず追加点が奪えません。
後半25分、間延びしたスペースにロングボールを入れられ、対応しますがセカンドボールを回収されショートカウンターから失点を許し2-4となります。
その後、寺本を投入し攻撃にアクセントを加えに行きます。その寺本が積極的に相手のサイドバックの背後にアクションを起こし、空いたスペースを味方に共有するなど攻撃に厚みを作り出します。
後半33分、ペナルティエリア付近でボールを受けた國吉が左足を振り抜きゴールネットを揺らし3-4とします。その後も攻め続け、上田からの絶妙なクロスや、片山のドリブル突破からのシュートなど得点機を活かしきれず、3-4で試合終了となりました。

前節に引き続き悔しい敗戦となりました。立ち上がりの決定機を決め切ることや、ゴール前での守備の対応、セカンドボールへの反応など課題が明確に出ました。しかしネガティブな要素だけではなく取り組んでいることに対して成果もあり、次に繋がるエラーが出たことは前向きに受け止め進んでいきたいと思います。
サンライズリーグも残り1節となりましたが最終節に向けて全員でいい準備をしたいと思います。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、遠方まで温かいご声援ありがとうございました。
引き続き熱いご声援をよろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪西U-15コーチ 中島高行)


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