セレッソ大阪スポーツクラブ

高円宮杯U-15 関西プレーオフ 2回戦 柏田サッカークラブ戦|レビュー:

2022.11.06
2022年11月6日(日)高円宮杯 JFA 第34回全日本U-15サッカー選手権大会 関西大会 プレーオフ 2回戦
セレッソ大阪和歌山U-15 1-5 柏田サッカークラブ
試合詳細 >
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立ち上がりからテンポ良くボールを動かし、相手ゴールに迫るシーンを多くつくります。
前半10分までに田島、矢野、大谷が次々シュートを放ちますが、決めることができません。
相手の激しいプレスからも逃げずに次々と技術で掻い潜り、突破していくプレーを何度も見せ、良い雰囲気で試合を進めていきます。
相手はスピードのあるFWを活かし、鋭いカウンターでこちらのゴールに迫ってきます。危険な場面を作られることもありますが、粘り強く対処し、得点を許しません。緊張感のある雰囲気が続きます。
しかし、前半終了間際、ビルドアップでボールを奪われてしまいます。カウンターから相手選手に抜け出され、GK野呂と1対1の状況になり、先制されてしまいます。

後半、相手は前からボールを奪いに来ず、中盤でのブロックとカウンターを徹底。それでも相手のブロックを突破し、ペナルティエリア付近まで押し込む場面も多く作ります。
しかし、ラストパスやシュート前のタッチがずれてしまい、良いタイミングでシュートを打つことが出来ません。ですが、前半同様、良いリズムを作り出せていたので、ゴールへの期待は強まっていました。
ところが、51分に自陣深くからのビルドアップでボールを奪われ、追加点を許してしまいます。
さらに、62分に右サイドを突破され、クロスのこぼれ玉を押し込まれて0-3とされてしまいます。
苦しい展開になりましたが、選手たちは下を向かず攻撃します。永井のドリブル突破などでチャンスをつくりますが、最後のクオリティが足りず、得点できないまま時間が過ぎていき、さらに72分、76分と失点してしまいます。
80分に岡村羽が北口とのコンビネーションで密集を突破し、一矢報いますが、無情にもタイムアップ。
スコアは1-5で勝ち進むことができませんでした。

今季サンライズリーグ1部のチームとの対戦でしたが、相手のプレス・ブロックを突破し、多くのチャンスを創出できていました。技術的に十分な手応えがありましたが、チャンスをモノにする力は相手チームの方が上回っていました。
今後、より一層技術を向上させ、勝負強さも身につけていかなければなりません。
悔しいですが、この試合が3年生の公式戦最終試合となりました。
選手達の次のステージに向けて、また日々研鑽していこうと思います。

本日もサポーターの皆様、保護者の皆様、関係者の皆様、温かいご声援ありがとうございました。


セレッソ大阪和歌山U-15コーチ
北口雄一
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