セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ2部 第12節 MIOびわこ滋賀U-15戦|レビュー:

2024.05.18
2024年5月18日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2024 関西サンライズリーグ2部 第12節
セレッソ大阪和歌山U-15 - MIOびわこ滋賀U-15
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2024関西サンライズリーグ2部第12節 vs MIOびわこ滋賀U-15がセレッソ大阪シャウエッセングラウンドで行われました。

現在リーグ首位を走る相手との試合となりましたが、立ち上がりは臆することなく試合へ入ることができました。相手コートへボールを運び、シュートまで持ち込むことはできませんでしたが、CKのチャンスを作りました。
しかし前半7分、一瞬の隙を突かれてしまいます。そのCKのこぼれ球を拾われてカウンターを受けて、一気にゴール前まで運ばれてしまい失点してしまいます。
続く前半10分にもこちらが、相手コートへ入ってチャンスを作ろうとした所でミスが起き、サイドからクロスを上げられて、ゴール中央を合わされてしまい、0-2となります。
いきなり2点を追いかけなければいけない展開となり、その後もゴールへ向かう姿勢を見せ、相手コートでプレーできましたが、得点には至りません。
また前線からのプレスも少しずつかかり始めて相手の嫌がる守備ができるようになりましたが、前半25分、前線からのプレスを回避する為にMIOびわこはDFラインから素早くロングボールを入れてきます。こちらのDFとGKの間に落ちたボールを処理することができず、無人のゴールへ流し込まれて0-3となります。
その直後の前半26分、自陣中央からボールを運び、MF米田が右サイドを抜け出したMF宮井へスルーパスを通します。宮井はそのまま、ゴール左サイドへシュートを流し込み1-3とします。
その後もセレッソの流れが続きましたが、追加点を奪うことができず、前半終了となります。

ハーフタイムには自分たちでミスした失点に対して引きずることなく、前向きにプレーをすることを促し、前線から上手くボールへプレッシャーをかけることができた際の相手のロングボールやFWの動き出しに注意することを確認します。

後半も開始から試合が動きます。
後半7分、相手をサイドへ追いやり、クロスを上げられましたが、GK八幡が難なくキャッチすると思われましたが、ファンブルしてしまい、そのこぼれ球を押し込まれて失点します。
その後も後半12分、13分と連続失点し、1-6となります。
なんとか1点でも多く返したい所ではありましたが、流れは変わりません。
給水タイム直後の後半23分、途中出場のGK尾藤のフィードが仲間と合わず、DF植林も相手のカウンターになんとか対応しようとしますが、突破されてしまい、1-7となりました。
その後も諦めることなく、ゴールへ向かうプレーを繰り返しましたが、最後のパス、フィニッシュの精度を上げることができず、試合終了となりました。
試合の入りはよく、首位チーム相手にも堂々とプレーできていたので非常に悔しい敗戦となりました。自分たちの1つのミスが失点に直結してしまい、1つのミスをカバーできない自分たちの力とそれを逃さない相手チームとの差は大きくあったように思います。
しかしながらできなかったことばかりではなく、この試合に至るまでのリーグ戦の得点、失点場面を振り返り、自分たちの良さや課題を確認してしっかりと向き合いながら練習を行いました。結果にはつながりませんでしたが、確実に変化を感じる試合でもありました。試合終了直後には選手たちが自主的に集まり、自分たちでミーティングを始め、全員がこの結果に対しての危機感、自分たちのプレーに対しての向上心を持っている事も確認することができました。決してネガティブにならず、前向きな姿勢で次の試合へ向けて準備を進めていきたいと思います。

本日も保護者、サポーター、関係者の皆様、応援していただきありがとうございました。
引き続き、温かいご声援よろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪和歌山U-15コーチ  但馬 佳樹)


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