セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ2部B 第6節 Vervento京都F.C.戦|レビュー:

2025.04.12
2025年4月12日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2025 関西サンライズリーグ2部B 第6節
セレッソ大阪和歌山U-15 1-1 Vervento京都F.C.
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2025関西サンライズリーグ2部 第6節 vsVervento京都F.C.が上富田スポーツセンター球技場で行われました。

選手主導でミーティングを行い、W-UP、試合の準備をする日となりましたが、立ち上がりから慌てることなく落ち着いたプレーをすることができました。
自陣でボールを動かすセレッソに対して相手は勢いよく前線から守備をします。CB結城、田中を中心に相手の守備のスイッチを察知してボールを前線へ送り込みますが、ボールを上手く収めることができませんでした。それでもボールを奪われた瞬間から激しいプレッシャーをかけ続けて相手コートでの時間を増やしていきます。
前半6分、左サイドでボールを動かして右サイドへ展開します。増田、北野が起点となり、相手のDFラインを突破しようと試みますが、出し手と受け手が噛み合わず、シュートまで持ち込むことができません。
前半10分にはサイドを崩すことを試みて、一度は跳ね返されますが、MF磯本がこぼれ球を回収してミドルシュートを放ちます。シュートは惜しくも相手GKにストップされてしまい、先制点には至りません。
前半21分左サイドでボールを失い、カウンターを受けます。SBの背後を取られてしまい、そのままゴール前に走り込んだ選手へパスを通されてしまい、シュートを打たれてしまいましたが、クロスバーに当たり、スコアは動きませんでした。
このまま前半終了かと思われましたが、前半37分、不用意なボールロストからDFラインの背後を突かれてしまい、DFラインのカバーに入ったGK鈴木も粘り強く対応しますが、交わされます。それでも諦めることなくプレーを止めないセレッソは結城がゴールカバーへ入り、相手シュートをブロックして前半最大のピンチを凌ぎます。
続く前半40分、右サイドでのボールの奪い合いを制して左サイドへ展開されたボールをMF峰松が球際での戦いで相手を上回り、左サイドをドリブル突破。そのまま1人、2人と交わしていき、ゴール前へ侵入することに成功します。その仕掛けと同時にゴール前へ人数をかけていきます。峰松からボールを受けたMF中村がゴールへ押し込み、先制点を奪います。
前半は1-0で終了します。

ハーフタイムには、相手の前線からのプレスに対して狙いを持ってプレーすることと、相手のロングフィードに対して素早い準備、反応を継続させることを確認します。

後半も前半同様の落ち着いた試合の入り、試合展開となります。後半から出場のFW小酒井と北野が攻撃の起点となり、追加点を狙いにいきます。
しかし、相手のDFラインまではボールを運ぶことができますが、そこからゴール前へ侵入していくことができません。
後半10分にはDF伊原を投入して、DFラインを安定させ、2列目からの攻撃参加を増やしていきます。
後半15分、その左サイドでボールを奪い、そのままサイドを崩しにかかります。MF峰松が、ゴール前へ仕掛けていき、そのままミドルシュートを放ちますが、相手GKに阻止されます。
後半20分、途中からポジションをMFへ移した岡本が右サイドで起点を作り、ゴール前へ走り込んだ選手へスルーパスを出します。合わせることができず、追加点を奪うことができません。
アディショナルタイム3分、このまま試合終了かと思われましたが、ラスト1プレーで相手にCKを与えてしまいます。
そのCKをファーサイドへ飛んだボールを合わされてしまい、1-1。
ゴールとともに試合が終了して、引き分けとなりました。

保護者、サポーター、関係者の皆様、本日も応援していただきありがとうございました。
選手たちが主体となり、良い試合の入りをすることができましたが、前節同様にあと一歩のところで同点に追いつかれてしまい、勝ち切ることはできず、非常に悔しい結果となりました。継続する力が付きつつも、あと一歩踏みとどまることができない、隙を見せてしまうなど、ピッチ内外のチームの現状を物語っているかのような試合でもあるとも言えます。
しっかりと自分達に矢印を向けて、現状の力を受け止めて、この試合を経験できたから成長できたと言えるような取り組みをしていきます。
引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪和歌山U-15監督 但馬 佳樹)


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