セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ2部B 第8節 FC TRIGGER戦|レビュー:

2025.04.27
2025年4月27日(日)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2025 関西サンライズリーグ2部B 第8節
セレッソ大阪和歌山U-15 2-0 FC TRIGGER
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U -15サッカーリーグ 2025サンライズリーグ2部 第8節 vs FC TRIGGERがセレッソ大阪シャウエッセングラウンドにて行われました。
前節は退場者を出した中で悔しい敗戦となり、チーム力が試される試合となりました。対戦相手は同じ和歌山県のクラブということもあり、負けられないプライドを背負い、試合に臨みました。

開始直後は相手のロングボールに対してのセレッソの処理が甘く、前線で起点を作られ押し込まれる展開が続きました。プレスに行けば前線へロングボールを蹴り込む相手に対して、2ndボールを拾うことができず、前へ前へプレーする相手に対して、セレッソは引き込んでしまう形となりました。
攻撃に関しても相手のプレスにうまくボールを動かせず、意図的に前進することができませんでした。
しかし、時間の経過とともに相手のプレッシャーに慣れ、徐々に縦パスからサポートが入り、サイドを展開するシーンや、そのまま相手コートへ進入するシーンが増えると、28分にはコーナーキックから伊原のヘディングがポストを直撃するなど、チャンスを作り出す回数が多くなりました。
守備においても相手のロングボールや縦パスに対処できるようになり、セレッソのペースに持ち込んでいきます。決定機まではいかないものの、相手コートに押し込み、自分たちでボールを動かす時間を作り、前半を終了しました。

ハーフタイムではビルドアップでの工夫や、スペースを意識した攻撃の共有、守備における約束事を確認し、後半のピッチに送り出しました。

後半は自分たちでボールを動かし、相手コートに迫る回数をさらに増やし、押し込んでプレーする時間が多くなりました。
守備においてもラインコントロールの徹底、球際の厳しさをさらに高い水準にあげ、相手の自由を奪うことに成功しました。サイド、中央とボールを散らし、相手ゴールに迫っていきます。交代のメンバーを投入し、攻撃を活性化させ、さらに相手を追い込んでいきました。
すると68分、途中交代から入った北野のスルーパスに反応した結城がゴール前で切り返し、相手を振り切ってシュートを放ち待望の先制点を決めました。
さらにその5分後には、ボランチの中村がサイドに流れ、クロスを入れると磯本が見事なヘディングシュートを叩き込み、2-0と突き放します。
尚も攻撃の手を緩めず、相手のゴールへ迫り、追加点を奪いにいく姿勢を見せました。
そして試合終了のホイッスルが鳴り響き、2-0で勝ち点3を掴み取ることができました。

4試合ぶりの勝利を手にし、喜んでいる暇もなく、中1日で次の試合が行われます。
連戦が続く中で幸先のいいスタートが切れたことは非常に良かったと感じつつ、次節への準備をし、このタフなスケジュールで勝ち点を積み重ね、トップとの差を縮めていきたいと思います。

本日もたくさんのご声援をいただき、誠にありがとうございました。
ホームグラウンドでの開催ということもあり、保護者やチームメイトの応援に選手らは後押しされたことと思います。
次節もチームで勝ち点3を掴み取るため、明日から最善の準備をしたいと思います。
引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪和歌山U-15コーチ 山田俊毅)


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