セレッソ大阪スポーツクラブ

ヤマトタケルリーグ2部 第3節 MIOびわこ滋賀U-15戦|レビュー:

2023.05.06
2023年5月6日(土)U-13サッカーリーグ関⻄2023 ヤマトタケルリーグ 第3節
MIOびわこ滋賀U-15 1-2 セレッソ大阪和歌山U-15
試合詳細 >
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U-13サッカーリーグ 2023 関西ヤマトタケルリーグ2部 第3節 MIOびわこ滋賀U-15戦が淡路佐野運動公園第3人工芝フィールドにて行われました。
ゴールデンウィーク3連戦の最終節を内容、結果ともに最高の形で締めくくりたいところ。

セレッソ大阪は開始早々、中央密集エリアで峰松がターンをし、相手の背中を突くスルーパスからチャンスを演出しますが、このチャンスは相手ゴールキーパーに阻まれてしまいます。
ペースを掴み始めたセレッソは、テンポの良いパスと相手の守備に捕まらない動きで相手を翻弄します。
しかし、相手コートに押し込んでいる中、決め手のパスが通らずにいると、自分たちのミスから相手にボールの主導権を渡してしまいコートを 広く使う相手からボールを取り返すことができず、自陣に押し込まれる場面を作られてしまいます。


自陣に押し込まれた時間帯ではありましたが、前半15分には中央で相手からボールを奪い返し、梅本から山口へ、そして最前線へと駆け上がっていた久木山へとスルーパスが通ります。
最後は久木山が相手のゴールキーパーとの一対一の場面でボールを冷静に右隅に流し込み、先制点を先取することに成功します。
しかし、先制点を先取したのも束の間、前半23分にはセレッソのクリアボールを中央で相手に拾われてしまい、40mのロングシュートが決まり失点を喫し1- 1と振り出しに戻されます。

ハーフタイムには、相手に押し込まれた数だけ相手にボールを渡しているということ。最後は自分達の技術が全てを物語っていることを話し合い、改めて自分とボールとの関係性を絶対的なものにすること。
一人ひとりがピッチで1番輝くことを再確認しました。

後半は頭から交代出場をした山本が、相手陣内ペナルティーエリア付近から強烈な左足を振り抜きチャンスを演出しますがこれは枠の外。
押し込まれた時間帯もありながら、後半15分には伊原が素晴らしいスライディングで相手からボールを奪い返したところから、中村璃、峰松と中央の縦ラインでボールを繋ぎ、最後は前線で相手の背後を狙っていた山口のもとへとスルーパスが通ります。最後は相手のゴールキーパーとの一対一を制しゴールを決め2-1と追加点で相手を突き放します。
その後は相手の勢いを受けてしまう場面もありましたが2-1で試合終了。緊迫したゲームを物にすることができました。

自分達のミスが招いた相手主導の時間を限りなく短くしていくことを次節までの最大の課題として取り組んでいきたいと思います。
保護者の皆様、サポーターの皆様、お足元が悪い中会場に足を運んでいただき、熱い応援をありがとうございました。
また大会を開催するのにご尽力頂きました関係者の皆様もありがとうございました。
ご来場いただき、観戦して頂いたすべての皆様を魅了できるようなサッカーを披露できるよう、選手一人ひとりの技術を磨いて次節に向けて良い準備をしていきたいと思います。



(セレッソ大阪和歌山U-15コーチ 田端 勇規)