セレッソ大阪スポーツクラブ

ヤマトタケルリーグ2部 第10節 ディアブロッサ高田FC U-15戦|レビュー:

2023.09.17
2023年9月16日(土)U-13サッカーリーグ関⻄2023 ヤマトタケルリーグ 第10節
セレッソ大阪和歌山U-15 2-5 ディアブロッサ高田FC U-15
試合詳細 >
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U-13サッカーリーグ 2023 関西ヤマトタケルリーグ2部第10節vs ディアブロッサ高田が桃源郷陸上競技場にて行われました。
前期の締めくくりを連敗で終わってしまい、なんとか後期で巻き返しを図りたいところ。
選手たちは気持ちの入った立ち上がりを見せましたが、前半2分、相手コートで攻め込んでいたところでボールを失い、前線深い位置にパスをつけられて攻撃の起点を作られたところからサイドに展開されクロスから失点を喫します。
幸先の悪いスタートを切りましたが、失点直後の前半4分、相手の一瞬の隙をついて縦パス2本でボールは最前線で相手を外していた梅本の元へ。GKと1対1の局面を迎えますが相手ゴールキーパーに阻まれてしまいます。この決定機を機に、相手コートでプレーをする時間が多くなります。
前半26分には岩本の個人突破から、29分には結城の直接フリーキックから決定機を創り出しますが相手GKのナイスセーブに阻まれてしまいます。
そして得点を奪うことができないまま、前半終了。

ハーフタイムには、攻撃の時間は長い中で、相手コート深い位置でより決定的なチャンスを作るために、一人一人がボールを正確に扱い味方に相手を攻撃するための時間を与え、同じ絵を観た中でゴールを奪いに行くことを話し合いました。

意気込んだ入りでしたが、後半5分、結城の負傷退場から始まり大きな痛手から始まる形でのスタートとなります。
しかし、1点を追う展開の中、後半8分にはフリーキックのチャンスから樋川の相手の意表をついたリスタートから峰松が中央を打開しミドルシュートを放ちます。このシュートが相手のゴールに吸い込まれ同点に追いつきます。
巻き返しに勢いがついた時間帯でしたが、不用意なパスミスからカウンターで攻め込まれ後半9分に失点を許し1-2と再びリードを許します。
少し面食らってしまったこの時間から、最終ラインが下がってしまい、シュートを受け、後半10分、13分、19分と縦続きに失点。
それでも巻き返しを諦めない選手たちが力を振り絞り後半30分には岩本が中盤で相手からボールを奪い返し、突破を図ったところから山本の抜け出しにラストパス。山本が相手GKの位置をみて正確にシュートをゴールに流し込み1点を返します。
この後も3分のアディショナルタイムでなんとか追加点を奪おうとゴールに迫りましたが無情にもタイムアップ。
何としても勝ちたい試合で黒星を喫してしまいました。
勝たなければならなかった今節、負けてはしまいましたが選手たちは体調不良者や怪我をして離脱している選手が多い中、試合に出られない選手の分まで最後まで諦めずにプレーを続けました。
また中断期間のこの夏、自分たちの課題に向き合い、準備も徹底して行ってきました。しかし、タフな闘いの中で、何気ないミスや、休んではいけないところで休んでしまったことで、自分たちをより苦しめる試合展開にさせてしまったことは事実なので、より一層チームとしても個人としてもコンディションを整え、相手を打ち破る武器を磨き、次節こそは勝ち星をあげたいと思います。

保護者の皆様、試合の開催にご尽力いただきました関係者の皆様、セレッソファミリーの皆様、暑い中応援して頂きありがとうございました。
次節も熱いご声援のほど、宜しくお願い致します。

(セレッソ大阪和歌山U-15コーチ 田端 勇規)