2024年7月6日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2024 関西サンライズリーグ2部 第14節
セレッソ大阪和歌山U-15 0-4 宇治フットボールクラブジュニアユース
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2024関西サンライズリーグ2部第14節vs宇治フットボールクラブジュニアユースがJ-GREEN堺S6ピッチにて行われました。
約1ヶ月ぶりの公式戦です。夕方のキックオフとなりましたが、まだまだ暑さが厳しい中、試合が始まりました。
試合開始直後から、宇治FCは前線のターゲットとなる選手へロングフィードをして起点を作りゴールへ向かうプレーで押し込むことを試みます。それに対してDF小池と植林を中心として粘り強く対応してこぼれ球を拾えばチャンス、逆にそこで相手にボールが渡ってしまうとピンチになるという展開となります。
前半5分、勢いよくゴールへ向かってくる相手にDFラインの背後を突かれてしまい、ピンチを迎えましたが、GK八幡がシュートを阻止、その後のこぼれ球に対しても身体を投げ出してなんとシュートをブロックしてピンチを凌ぎます。
その直後には得点のチャンスを迎えます。左サイドでボールを動かし、ゴール前へボールが渡ります。そこへ2列目からタイミングよく飛び出してきたMF谷上がボールを受けてシュートを放ちますが、ゴールポストへ当たり、こぼれ球にも反応しましたが、得点には至りません。
その後も左サイドを起点としてゴールのチャンスを狙いましたが、得点へ結びつけることができない状況が続く中、セットプレーのピンチを迎えます。
前半25分、CKのピンチを一度は凌ぎましたが、続くロングスローからこぼれ球を押し込まれてしまい、失点。0-1となります。
さらに前半30分、今度は相手のロングスローを一旦は阻止しましたが、前へクリアできず、CKとなります。そのCKを合わせられてしまい、0-2。
前半35分にもFKのこぼれ球を決められてしまい、0-3。
そのまま前半は終了します。
ハーフタイムには、ボールを運ぶ際にはどこから前進できるのか、相手を観察して良い準備をし続けることを確認します。
後半に入っても、ロングスローやセットプレーを武器とする相手になかなかリズムを作り出すことができません。
そんな中でも、MF米田が起点となり、ゴール前でフリーで走り込んだMF中村にパスを合わせますが、シュートがゴールの枠を捉えることができません。
また右サイドから宮井がボールを前へ運び出し、仕掛けたことでフリーになった交代出場の浦下へラストパスを送り、得点のチャンスを作り出すことができましたが、得点することができませんでした。
試合終盤にはゴール前を崩された際にファウルをしてしまい、相手へPKを与えて失点。
0-4で試合終了となりました。
失点全てがセットプレーからの失点となり、ゴール前での強度のなさ、粘り強さのなさ、集中力の欠如、チーム、個人の課題を突きつけられた試合となりました。
しかしながら、今までの公式戦とは違い、自分たちの技術ミスからの失点はなく、変化も見受けられる試合となりました。
課題をしっかりと受け止めて、自分たちの技術をさらに磨き上げて、ゴールへ繋げることを目標に継続して取り組んでいきたいと思います。
本日も保護者、サポーター、関係者の皆様、応援していただきありがとうございました。
引き続き、温かいご声援よろしくお願いいたします。
(セレッソ大阪和歌山U-15コーチ 但馬 佳樹)