セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ2部 第18節 千里丘FC戦|レビュー:

2024.09.15
2024年9月15日(日)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2024 関西サンライズリーグ2部 第18節
セレッソ大阪和歌山U-15 0-3 千里丘FC
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2024関西サンライズリーグ2部第18節vs千里丘FCがナラディーアBで行われました。

中断期間明け、リーグ無敗で首位を走るチームとの対戦となり、緊張感のある中で試合が始まります。
試合の立ち上がりはセレッソがボールを支配して得点のチャンスを伺います。
前半2分、DF田中がタイミングよく右サイドを駆け上がり相手DFラインを突破して、そのままゴール前へクロスを入れます。ゴール前にも人数をかけて、クロスボールを合わせますが、ゴールの枠を捉える事ができません。ボールを動かしながら、相手DFラインの背後を狙いましたが、オフサイドやパスが通らないなど、受け手と出し手でタイミングを合わせることができません。
自分たちの流れの時間でしたが、前半10分、自陣での不用意なミスからそのままショートカウンターを受けて失点し、0-1となります。失点後も気落ちすることなく強気な姿勢でプレーを続けます。
前半15分、2列目から飛び出したMF中村がGKとの1vs1のチャンスを迎えましたが、決め切ることができません。また中盤でのショートパスのミスが見られましたが、素早い切り替えでボールを即時奪回して相手に流れを渡すことなく、相手コートへ押し込みます。
前半29分、相手コートからボールを奪いにいこうと試みていた所を1本のロングフィードで自陣深い位置までボールを入れられてしまいます。右サイドのコーナーフラッグ付近で一度は対応できたかと思いましたが、クロスボールを入れられて走り込んできた選手に中央で合わされてしまい、0-2となります。前半終了間際にはまたしてもこちらのビルドアップミスから失点してしまい0-3となり、前半終了となります。

ハーフタイムには自分たちのミスで失点してしまい、決して内容でも引けを取らない試合ができているので、前半の戦い方を続けることと、ボール際での入れ替わりに注意することを確認します。

後半も前半同様にセレッソがボールを握るところから試合が進みます。
後半開始から出場の北野、浦下が攻撃を活性化させます。北野がDFラインの前で起点となり、浦下が右サイドを崩しにかかりますが、相手DFとGKの粘り強い対応で得点を奪うには至りません。
後半20分には磯本が途中出場して、更に攻撃に厚みをかけにいきます。交代直後には攻撃面だけでなく、相手のロングボールに対して力強いヘディングでボールを跳ね返し、相手コートへ押し込み、チームに勢いを与えます。後半31分には、その磯本が中央を強引にドリブル突破してシュートまで持ち込みますが、得点することができません。またボール際での奪い合いで不用意なファウルが多く、ボールを奪い切ることができず、こちらのペース、流れに持ち込むことができません。
前がかりになったところでカウンターを受けてピンチを迎えてしまう場面もありましたが、DF小池、GK尾藤を中心に粘り強い守備で相手に追加点を許しません。試合終盤にも途中出場のFW峰松を起点にMF山本が左サイドを抜け出しましたが、オフサイドとなり、得点を奪うことができず、そのまま0-3で試合終了となりました。

悔しい敗戦となりましたが、中断前から明らかに成長している姿を見ることができたのも事実です。選手たちの顔つきやサッカーに取り組む姿勢については中断期間の活動から大きく変化して高い集中力や向上心を感じることができています。良い部分は継続しつつ、ボールを奪い切ることや不用意なボールロストをなくす為の技術、シュートを決め切る技術など、しっかりと課題にも目を向けて、更に成長して結果へ結びつけられるような力を身につけたいと思います。

本日も保護者、サポーター、関係者の皆様、応援していただきありがとうございました。
引き続き、温かいご声援よろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪和歌山U-15コーチ 但馬 佳樹)


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