セレッソ大阪スポーツクラブ

U-14選抜マレーシア遠征報告 6日目

2022.10.28


遠征も終盤に向かう状況で、気が緩んでいるわけではないですが、注意力が低下している様子が伺えます。午前中のTRでは考え行動する、数名で手を繋ぎ交差する手を早く輪に広げたチームが勝利、目を閉じて見ないで真っ直ぐに歩き距離を予測して早くポールに触った選手が勝利など、身体だけではなく頭も使いながら、ホテルの敷地内で可能なTRを行いました。





昼食後、ホテルでミーティングを行い、いつもの様にグラウンドまでバスで移動して到着すると雨が降り始めました。前半は激しい雨の中、先制点を奪われますが慌てる事なく自分達の武器を使い逆転します。何度もゴールが奪えるチャンスを作りますが、GKと1対1や競り合う中で、早期決断と技術を発揮する事が求められる。後半12分に激しい雷雨となり試合は一時中断。1時間の中断後3−1から再開されました。




予選リーグ3試合目 16:00〜(35分×2本)
vs MSK RUZEMBEROK (SLOVAK)
結果 4–1(2–1、2–0)
得点者 姜 上野 塩尻 田川 

選手達の止める蹴る運ぶ基準が試合を重ねる度に上がっています。前を選択する選手が増えて最短最速でゴールを目指そうとしています。受ける外すを使いながら中央から自分も入れて関わり点で合わせる際に相手を見る、DFの1歩・膝や足の向きなど細かい部分が見れて逆が取れるか、パスやシュートが通るのではなく意図して通す事が出来るか課題。遠征最初のTRから比べて技術の基準は凄く向上しています。相手と時間が操れる様に、残りの2試合で意識してもらいたいと思います。

(セレッソ大阪U-12監督 久川 直裕)