セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ1部 第6節 ヴィッセル神戸U-15戦|レビュー:

2021.07.23
2021年7月22日(木・祝)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2021 関西サンライズリーグ1部 第6節
セレッソ大阪U-15 0-2 ヴィッセル神戸U-15
試合詳細 >
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サンライズリーグ第6節、ヴィッセル神戸U-15戦が兵庫県フットボールセンターで行われました。

普段取り組んでいること、その中で自らができること、そして相手に対応することに焦点を当ててゲームに入ります。
開始からピッチを広く使いながら後方からゲームを作ってくる相手に対して一人一人が広く守りながらチーム全体で共有意識を持って対応します。お互いに後方からのつなぎにぎこちなさが見られ、次第に中盤での攻守の切り替えが多くなります。何度か背後にボールを送られピンチを迎えますが最終ラインが集中して対応します。10分前後から良い準備から出足よく複数人が連動してボールを奪いマイボールにする回数が多くなりますがなかなかミドルゾーンより前進できません。その中で13分、自陣左サイドから中央へのつなぎでミスが出ます。奪われたボールを素早く前線につけられそのままラストパスからGKと一対一となります。GK黒瀬が身体に当てながらもゴールに吸い込まれ先制を許します。
その後、お互いに思い通りの構築はできませんが徐々にルーズボールの回収で差が出てきます。中盤でボールを失いカウンターを受ける回数が増えると少しチームとしての重心が下がりプレスで出ていけません。すると29分、サイドで奪い切れずに深くまで運ばれCKを与えます。ニアで合わされ2点目を与えてしまいます。その後もスコアは動かず前半を終えます。
後半、相手の出方に対してアクションを変えることで少しずつボールを前進させる回数が増えます。お互いが良い距離感でつながりを持ちながらゴール前まで運ぶ頻度が高くなります。しかしながら相手のゴールに近づきながらも相手の守備を攻略するには至りません。時間が進むにつれ少しずつ中央が、そして前後が空き出してくるとお互いに奪ってからゴールに迫るシーンが多くなります。しかしゴールに近づくにつれミスが散見しスコアは動きません。
最後まで全員でゴールを目指しますがスコアは動かず0-2で終了しました。
ゲーム前の狙いを体現しようとしたこと、そして実際にできた部分があったことは個々の成長を感じました。その流れの中での失点は多くの気づきを与えてくれたと思います。0-2という現実を受け止めてまた向上していきたいと思います。
本日もリーグ関係者、会場運営関係者のみなさま、多くのご尽力をいただきましてありがとうございました。
そしてご家族、関係者の皆さま、サポーターのみなさま、暑い中でしたが多くのご声援をありがとうございました。



(セレッソ大阪U-15コーチ 小松 塁)