セレッソ大阪スポーツクラブ

クラブユース選手権(Uー15)関西大会 2次ラウンドD組 SCインテルナシオナル戦|レビュー:

2022.06.04
2022年6月4日(土)第37回日本クラブユースサッカー選手権(Uー15)大会関西大会 2次ラウンドD組
セレッソ大阪U-15 3-2 SCインテルナシオナル
試合詳細 >
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本日、第37回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 関西大会2次ラウンド D組 SCインテルナシオナル戦が淡路佐野運動公園第1サッカー場で行われました。

1次ラウンドはシードとなり、2次ラウンドからの登場となりました。
D組は、セレッソ大阪U-15、SCインテルナシオナル、高槻FC、柏田SCの4チームで3次ラウンドに進出することのできる2枠を争うこととなります。

初戦となったこの試合、立ち上がりからボールを保持していきます。
ボールを動かしながら相手陣地に押し込んで、ペースを握るかと思われた、5分でした。
最終ラインでのパスを奪われて、そのまま持ち込まれてGKとの1vs1を決められてしまい、早い時間で先制点を与えてしまいました。
出鼻を挫かれる形となりましたが、失点後も変わらずにボールを保持して試合を進めていきます。
8分にはクイックリスタートから谷本がシュートまで持ち込み、10分にも相木が決定機を迎えますが、ともにゴールを奪うことはできません。
自分達の時間が長くなるものの、得点を奪えずに嫌な雰囲気になりかけましたが、26分にFWへの縦パスがこぼれたところを相木がうまく回収して、GKとの1vs1の場面を作ると、これを確実に決めて同点とします。
同点とした直後の28分にも決定的な場面を作り出しますが、相手DFがゴールライン上でクリアをして防がれてしまいます。
結局、前半は優位に試合を進めながらも1-1で折り返しました。

後半は、開始直後からペースを完全に掌握して試合を進めていきます。
しかし、惜しい場面を多く作り出すものの、勝ち越すまでには至りませんでした。
すると、57分に一瞬の隙をつかれてしまいます。
CKを与えると、ファーサイドへ蹴られたボールがゴール前にこぼれてしまったところを押し込まれてしまい、勝ち越しを許してしまいました。
自分達で試合を厳しくしてしまい、難しい状況となってしまいましたが、ここから選手達が粘りを見せます。
61分に途中交代で入った1年生の永添のポストプレーから平山がペナルティエリアへドリブルで進入します。
ペナルティエリア内で逆サイドへ柔らかいクロスを上げると、走り込んだ永添が合わせて同点としました。
同点後も攻め続けますが、なかなか得点が奪えずにこのまま引き分けかと思われた70+1分でした。
自陣のビルドアップからうまくボールを持ち出したCBの藤田が、ハーフライン手前から縦パスを入れます。
このパスで平山がうまく最終ラインを突破すると、GKとの1vs1を確実に決めて、土壇場で勝ち越す事に成功しました。
試合はこのまま終了し、3-2で勝利する事ができました。

試合には勝つ事ができましたが、技術的なところや試合運びなどに課題を残す結果となりました。
また明日も試合が続きますが、厳しい中でも試合に勝ちながら課題を克服していけるように、チーム一丸となり戦っていきたいと思います。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かい応援ありがとうございました。


セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 上野 秀章