セレッソ大阪スポーツクラブ

クラブユース選手権(Uー15)関西大会 3次ラウンド 京都サンガF.C. U-15戦|レビュー:

2022.06.26
2022年6月26日(日)第37回日本クラブユースサッカー選手権(Uー15)大会関西大会 3次ラウンド
セレッソ大阪U-15 1-0 京都サンガF.C. U-15
試合詳細 >
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本日、第37回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 関西大会3次ラウンド 7位決定戦 京都サンガF.C.U-15戦が西松江緑地サッカー場で行われました。

関西代表の最後の1枠をかけて戦う事となったこの試合、立ち上がりから一進一退の展開となります。
ボールを保持して攻撃を仕掛けようとするセレッソと、奪ったボールを素早く前線へ送り攻撃を仕掛けるサンガという構図で試合は進んでいきますが、お互いに決定打がなくスコアレスの時間が続きました。
そんな中、29分に決定機が訪れます。
相手のビルドアップに対して平山がプレスをかけてボールを奪うと、その流れからゴール前で伏見がシュートを打ちます。しかし、このシュートは相手GKの好セーブに阻まれて得点を奪う事ができませんでした。
少しずつ攻撃の糸口が見えてきたものの、得点が奪う事ができずにこのまま前半が終了するかと思われた、35分+1分でした。
中盤でボールを受けた金が前を向き縦パス、この縦パスで小野田が抜け出してシュートを放ちます。
このシュートがゴールの上隅に決まり、貴重な先制点を奪うことに成功しました。
非常に良い時間で先制点を奪い、1-0とリードをして前半は終了しました。

1点をリードして迎えた後半、立ち上がりからチャンスを作り出します。
36分、44分、45分と惜しい形を作り出すものの得点には至りません。
序盤のチャンスを逃すと、勝つために割り切って前線へボールを放り込んでくる相手に対して押し込まれてしまいます。
守勢に回る時間が長くなり、非常に苦しい展開となりますが、GKのイシボウを中心とした守備で相手に得点を許しません。
チーム全体で相手のロングボールに対応し続けると、65分に反撃のチャンスが来ます。
イシボウのゴールキックから前線の小野田がすらしたボールを永添がうまく抜け出してGKと1vs1の場面を作り出します。
しかし、この1vs1は相手GKにうまく間合いを詰められてしまい、追加点を奪うことはできませんでした。
この後もロングボールに苦戦を強いられながらも、選手達は最後まで1点のリードを守り抜き、このまま試合は終了しました。

この結果、関西の第7代表として8月に行われる全国大会への出場が決まりました。
この試合でもそうでしたが、勝ちはしたものの我々が目指しているサッカーを表現することはできませんでした。
全国大会に向けて、どういう相手に対しても自分達のサッカーを表現できるように、一から鍛え直していきたいと思います。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かい応援ありがとうございました。



セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 上野 秀章