セレッソ大阪スポーツクラブ

高円宮杯U-15 関西プレーオフ 準々決勝 柏田サッカークラブ戦|レビュー:

2022.11.12
2022年11月12日(土)高円宮杯 JFA 第34回全日本U-15サッカー選手権大会 関西大会 プレーオフ 準々決勝
セレッソ大阪U-15 5-1 柏田サッカークラブ
試合詳細 >
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本日、 高円宮杯JFA第34回全日本U-15サッカー選手権大会 関西地域プレーオフ準々決勝 柏田SC戦が吉祥院公園球技場で行われました。

試合は、立ち上がりからボールを保持して相手を押し込んでいきます。
相手は奪ったボールをシンプルに前線へ蹴り込んでくるものの、DFが起点を作らせることなく、回収したボールを再び攻撃へと繋げていく展開が続き、相手コートでプレーをする時間が長くなりました。
しかし、アサンプション戦に比べると自分達から攻撃を仕掛けていく姿勢が見られるものの、アタッキングサードでのプレーのクオリティが上がらずに得点を奪うことができません。
優勢に試合を進める中、給水タイム明けの23分にスコアが動きます。
右サイドで増田のパスで抜け出した小野田がクロスを上げます。そのクロスに走り込んだ伏見がニアサイドで潰れるものの、流れたボールをファーサイドにいた安田がコントロールからゴールへ押し込んで、貴重な先制点を奪うことに成功しました。
先制点を奪った後、ビルドアップでボールをうまく前に運ぶことができずに慌ただしい時間帯もありましたが、36分に刈田のCKを相手GKが処理を誤ったところを安田が押し込んで2-0とします。さらに、40分に伏見のパスで抜け出した安田がハットトリックとなる3得点目を奪い、前半を3点のリードで折り返しました。

3点のリードを奪って迎えた後半も、セレッソのペースで試合は進んでいきます。
うまくパスを繋ぎ、攻撃をしっかりと組み立てていくと、42分に小野田のパスから伏見が、52分と55分にも小野田が決定機を迎えますが、このチャンスは全て決めることが出来ませんでした。
すると、点差がついても諦めない相手チームにFKから1点を返されてしまい、その後の時間は一進一退の展開となっていきました。
終了間際の79分に、相手ゴール前で金のパスを受けた小野田がDFをかわしてゴールを決めると、80分にも小野田のグラウンダーのクロスを伏見が滑り込みながら決めて追加点を奪い、5-1として試合は終了しました。

試合を通して、試合をコントロールすることと攻撃時の仕上げの部分での技術の精度には課題が残りました。
しかし、アサンプション戦で出た課題に対して、この1週間取り組んできた事を攻守においてトライしてくれましたし、選手達の良い変化が見られました。
連戦で厳しい状況ではありますが、明日の試合もベストを尽くせるように良い準備をしたいと思います。
本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かい応援ありがとうございました。

セレッソ大阪アカデミーGKコーチ
上野 秀章