セレッソ大阪スポーツクラブ

ヤマトタケルリーグ2部 第14節 Vervento京都F.C.戦|レビュー:

2023.10.21
2023年10月21日(土)U-13サッカーリーグ関⻄2023 ヤマトタケルリーグ 第14節
Vervento京都F.C. 2-1 セレッソ大阪U-15
試合詳細 >
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本日、 U-13サッカーリーグ 2023関西ヤマトタケルリーグ第14節 VERVENTO京都戦がビックレイクBコートグラウンドで行われました。

試合は相手ボールのキックオフで開始します。
自分達の技術を武器にゴールへ向かって行こうという立ち上がり、前半2分に早速中盤の眞木からFWの大田へ鋭いスルーパスが通りチャンスを迎えますが、これは相手DFの戻りも早くシュートまでいけず、チャンスをものにできません。立て続けにボランチで先発起用の玄、眞木を中心にFWの大田、李へラストパスを出しますが、パスの少しのズレで相手に引っ掛けるシーンや大きく流れてしまうシーンが目立ちます。
すると次第に相手の早いプレスを回避することができずに横へのパスが増え、中々前進することができず中盤でボールを失うシーンも増えてきて、徐々に相手のペースに持っていかれます。
すると後半18分ペナルティエリア内でボールを受けた相手に対し、後ろから手を出してしまいファールを取られPKを与えてしまいます。
そのPKをしっかり決められて失点を許してしまいます。
なんとか前半のうちに1点を返したいセレッソは焦りからかボールコントロール、パス等が雑になり、上手く前に進むことができずチャンスを作れません。
そのまま前半が終了します。

後半に入り、ボールを支配する時間が多くなり相手も奪ったボールを最終ラインの背後にロングボールを入れてくるスタイルに変えてきます。
その背後に入れられたボールの処理の判断の遅れ、判断ミスでピンチを作ってしまうシーンも出てきます。
そして後半6分、そのロングボールで一度はしっかりと対応をしてボールを回収しますが、最終ラインの危険なエリアで無理にボールを運んでしまい相手に奪われそのままペナルティエリア内まで侵入されゴールを決められ2点目の失点をしてしまいます。
そこからなんとか立て直し、徐々にテンポよくボールを動かして攻撃をしていきますが、相手の粘り強い守備になかなかフィニッシュまで持って行くことができません。
しかし、試合終盤に差し掛かり選手達の距離感が良くなり、横パスから縦へのパスの回数も増えて前進するテンポが上がってきます。
すると60分、DFの鈴木から鋭いスルーパスがFWの大田へ通り、一気に相手CBを剥がすことに成功し、これを大田が冷静にゴールへ流し込みようやく1点を返します。
少ない時間で追加点を狙い攻撃を仕掛け続けますが、ここで試合終了。

中々自分達の思っている攻撃ができず、上手くいかない時間帯が続いた試合の中で、決して崩されて失点したのではなく、自分達のミスで招いた失点なだけに悔しい試合となりました。
相手から逃げるのではなく、技術を武器に相手を圧倒して攻撃ができるように日々のトレーニングでどれだけできるのか、もう一度見つめ直して取り組んで参りたいと思います。
次節に向けてまたしっかりと準備をして挑みたいと思います。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かい応援ありがとうございました。
次節も熱いご声援を宜しくお願いいたします。


セレッソ大阪U-15コーチ 石川龍太