セレッソ大阪スポーツクラブ

高円宮杯U-18プレミアリーグ 第8節 大津高等学校戦|レビュー:

2022.08.28
2022年8月28日(日)高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2022 第8節
大津高等学校 2-1 セレッソ大阪U-18
試合詳細 >
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本日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2022 WEST 第8節 大津高校戦が大津町運動公園球技場で行われました。
クラブユースが終わり、初めての試合。
更なる競争を促し、個人としての成長を目指して臨んだ試合は、序盤からボールを保持しながら前進し、攻撃を組み立てようと試みます。
9分、DF背後にタイミング良く抜け出した緒方がシュート。
14分には和田、伊藤翼、皿良とワンタッチパスで繋がりゴール正面で前を向いた皿良が左足のシュートを放ちますが、どちらも枠を捉えられません。
チャンスを作り出すものの決めきれずにいましたが19分、ワンタッチパスで繋がり中央で前を向いた皿良が先程と同じような位置で左足のシュートを放ちます。これがゴール右隅に決まり、待望の先制点を奪う事に成功します。
その後は追加点を狙おうと攻撃を試みますが、ひいてブロックを敷いた相手の守備組織をなかなか攻略する事ができません。
逆にシンプルにカウンターを狙う相手に、縦パスやパスミスを狙われてしまい、決定的なピンチを作られてしまいます。
23分、カウンターから左サイドに侵入され、カットインからシュート。これはGKの春名がファインセーブ。こぼれ球を再び際どいシュートを打たれますが、ここも春名がセーブし、ピンチを凌ぎます。
33分、GKのロングボールで相手に背後に抜け出されGKの春名と1対1に。しかしここも春名が防ぎ、相手にゴールを許しません。
35分にも自陣PA内で味方同士のパスがずれ相手に渡り、至近距離から決定的なシュートを打たれますがここも春名が素晴らしい反応で防ぎゴールを守り切ります。
前半、セットプレーの場面を多く作られますがそこでも体格差がある相手に対してもしっかり体をつけて自由にはプレーさせません。
先制点後は自分達の思うようにゲームを進められない中でも最後の所で全員で守り、1-0で後半を迎えます。
49分、末谷がカットインから強烈なシュートを放ちますが、ここは相手GKのセーブにあってしまい、追加点とはなりません。
51分、中盤で外から中へのパスがズレたところを相手に引っ掛けられてしまいます。すると高い位置を取っていたGKの位置をみてロングシュートを打たれてしまいます。これが決まってしまい、早い時間に同点に追いつかれてしまいます。
同点に追いついた相手は勢いを増し、ロングボールとサイド攻撃でクロスから多くのチャンスを作ってきます。
何度か相手の長身FWに頭で合わされ、危ない場面を作られてしまいます。
すると77分、CKの二次攻撃でゴール前の混戦から相手に詰められてしまい、逆転を許してしまいます。
その後、選手交代でフレッシュな選手を送り込み反撃を試みますが、最後まで高い集中力をみせる相手DFラインを攻略出来ずにタイムアップ。
残念ながら1ヶ月近く中断していたプレミアリーグの再開初戦を勝利で飾ることは出来ませんでした。

今日は遠く熊本での試合でしたがサポーターの方々、保護者の方々には温かい声援をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
この敗戦から、まだまだ相手を攻略しきる技術、戦う技術が足りない事など課題が浮かび上がりました。
また1週間最善の準備をして次節に臨みたいと思います。


(アカデミーGKコーチ 相澤貴志)