セレッソ大阪スポーツクラブ

高円宮杯U-18プレミアリーグ 第9節 サガン鳥栖U-18戦|レビュー:

2022.05.28
2022年5月28日(土)高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2022 第9節
セレッソ大阪U-18 3-1 サガン鳥栖U-18
試合詳細 >
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本日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2022 WEST 第9節 サガン鳥栖U-18戦がセレッソ大阪舞洲グラウンドで行われました。
前節の試合が延期となり2週間ぶりとなったこの試合。
試合は開始1分、ミスからゴール前に持ち込まれシュートを打たれます。ゴール中央PAギリギリのところでシュートブロックをしたDFの手に当たってしまい嫌な位置でのFKを与えてしまいます。この至近距離の狙い澄ましたシュートはゴールポストに当たり難を逃れます。立ち上がり早々に危ない場面でした。
セレッソはいつものように自陣からパスを繋ぎ、狭い局面を打開して中盤の末谷や皿良を起点に攻撃を組み立てます。
対する鳥栖は前線からプレスをかけ、こちらの縦に入れるボールを奪おうとしてきます。攻撃になるとワイドに広く開き、GKを含めたビルドアップで長短のパスを使い分け、サイドで数的優位を作ろうと攻撃を試みてきます。
前半6分、セットプレーからゲームが動きます。左サイドのCK、清水のファーサイドへのキックにフリーになった白濱が頭で合わせてゴール。先制点を奪います。
前半12分には相手のビルドアップのミスを逃さなかった皿良がボールを奪い抜け出します。これを無人のゴールに冷静に流し込み、早い段階で追加点を奪います。
早い時間で得点は奪えたものの、ミスが多くなかなか思うように攻撃を組み立てられず、シュートまで持ち込めない時間が続くと、
前半28分、相手に強烈なミドルシュートを打たれますが、ここはGKの春名がセーブ。相手の反撃を許しません。
このまま2-0でハーフタイムを迎えます。
後半、相手はSB裏のスペースを使おうとサイドチェンジや縦へのパスなどロングボールを中心に、より攻勢を強めてきます。サイドのクロスから何度かピンチを招きますが、集中したディフェンスで得点を与えません。
後半25分、中央の清水からのパスを受けた皿良がPA内に侵入し、右足でファーサイドへのシュートを打ちます。これが決まり3-0と相手をさらに突き放します。
しかし後半28分、相手の右サイドのCKをファーサイドで頭で合わされてゴール。1点を返されてしまいます。
その後、35分にも先ほどやられてしまったCKと同じようにファーサイドへのボールを頭で合わされボールはゴール方向へ。しかしここはGKの春名が寸前のところでボールを掻き出しピンチを防ぎます。
終了間際の44分には途中出場の佐野が自陣で相手からボールを奪いカウンター。ボールを長い距離運び、こちらも変わって入った木下にDF背後へのパス。木下がGKと1対1のチャンスを迎えます。しかしここは相手GKのセーブにあってしまい、試合を決定づける得点をあげることはできませんでした。
最後まで相手のサイド攻撃に苦しめられますが、全員で守りきりタイムアップ。ミスが多くなかなかリズムを作れない中でも要所を抑えることができ、3-1と勝利をあげることができました。

まずは試合関係者の皆様、いつも安全な試合運営をしてくださりありがとうございます。
そして今日も舞洲には多くの方々にご来場いただきご声援をいただきました。保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、いつも熱くそして暖かい声援をありがとうございます。
追い求めている姿にはまだ程遠いパフォーマンスですが、1試合毎に成長した姿を見せられるように全員で日々のトレーニングに励んでいきます。


セレッソ大阪アカデミーGKコーチ
相澤 貴志