セレッソ大阪スポーツクラブ

高円宮杯U-18プレミアリーグ 第12節 名古屋グランパスU-18戦|レビュー:

2022.10.29
2022年10月29日(土)高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2022 第12節
セレッソ大阪U-18 2-3 名古屋グランパスU-18
試合詳細 >
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本日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2022 WEST 第12節(延期分) 名古屋グランパスU-18戦がセレッソ大阪舞洲グラウンドで行われました。

試合開始直後からテンポ良くボールを動かし、多くの時間を相手陣内で優位に試合を進めていきます。すると早々に試合が動きます。
前半9分、清水のパスに相手DFラインを抜け出した木下がGKと1対1に。これをゴールに流し込み、幸先良く先制します。
その後ボールは保持し、チャンスを作り出すものの、決めきれずにいると、奪われ方が悪くカウンターからピンチを招く場面も。DF背後に抜け出される場面を作られますが、懸命に戻った藤井が最後のところで体を投げ出しカバー、ゴールを許しません。
攻守でいい場面を作り、優位に試合を進めていけるかに思えましたが前半18分、中央をパスワークで破られると最後はフリーになった相手にシュートを決められてしまい同点に追い付かれてしまいます。
前半24分には中盤でボールを受けた皿良が前線の木下にボールを預け再び動き出すと、タメを作った木下から再び皿良がボールを受けPA内に侵入、そこから右足で豪快にゴールに突き刺し追加点を奪い、相手を突き放します。
このまま前半を折り返したいところでしたが、41分に中盤から1本のロングボールでDFライン背後を突かれると、PA内でシュートを打たれます。これをGKの春名が一度は弾きますがこぼれ球を詰められてしまい、再び同点に追い付かれてしまいます。

後半に入り、木實に代えて末谷を送りだし、さらに攻勢を強めて試合を進めていきます。
しかし一進一退の攻防の中から得点を挙げたのは相手チームでした。
後半26分、相手のCK。ニアサイドに蹴られたボールに飛び出したGKとDFが交錯するような形になり、ボールはゴール前にこぼれてしまいます。このこぼれ球を相手に詰められて逆転を許してしまいます。
終盤、なんとか追いつこうとボールを動かしますが、勝ち越し、守備を固めた相手に対してなかなか効果的に攻めることができず、逆にカウンターを受けてしまう場面も。
39分に末谷のミドルシュートが枠をとらえますが、GKに止められてしまい追いつくことができません。
最後までゴールが遠く、2-3のスコアで残念ながら勝利を挙げることができませんでした。

今日もサポーターの方々、保護者、関係者の方々には最後まで温かい声援をいただきました。本当にありがとうございます。
攻撃のところで良くなってきた手応えを掴みながらも、相手に隙を突かれてしまいゲームを難しくしてしまいました。
ここから1戦1戦負けられない試合が続きます。チームとしての意思統一を高めつつ、更なる個人のレベルアップを図り、また次節に向けて全員で準備していきたいと思います。


セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 相澤 貴志