セレッソ大阪スポーツクラブ

高円宮杯U-18プレミアリーグ 第13節 ガンバ大阪ユース戦|レビュー:

2022.11.09
2022年11月9日(水)高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2022 第13節
ガンバ大阪ユース 5-3 セレッソ大阪U-18
試合詳細 >
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本日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2022 WEST 第13節(延期分) ガンバ大阪ユース戦がパナソニックスタジアム吹田で行われました。
この試合、声出し応援が解禁された事に加え、ガンバ大阪の本拠地、パナスタでの試合という事もあって、平日のナイターにも関わらず多くの人が詰め掛ける注目のダービーマッチとなりました。

試合は立ち上がりから相手の前線からのプレスに対してなかなか前を向く事が出来ず攻撃でリズムを作ることが出来ません。
最初にチャンスを作ったのはホームのガンバ。PA内でシュートを打たれますが、ここはGKの青谷がセーブし得点を与えません。
前半8分には、DFライン裏に抜け出されGKと1対1に持ち込まれます。しかしここも青谷が身体を張って防ぎきります。
青谷の好守でピンチを凌ぎ、末谷の長い距離のドリブルなどから徐々に攻撃のリズムを取り戻すと、前半23分に待望のゴールが生まれます。青谷のフィードを金本がキープ。金本から末谷に渡り、再び動き出しボールを受けた金本がドリブルからシュートをゴール右隅に決め、先制します。
24分には藤井の精度の高いクロスに金本が足で合わせますがシュートは枠を捉えることが出来ずゴールとはなりません。
チャンスに決め切れずにいると、前半終了間際に左サイドからのクロスをファーサイドで頭で合わされ、同点に追いつかれてしまいます。
前半、自分達のパスミスからピンチを招き、あまり思うようにゲームを進める事が出来ませんでした。ハーフタイムには、もう一度ひとりひとりが正確にプレーし、時間を使わない事を確認して後半を迎えます。

後半に入りテンポ良くパスがつながりだすと相手陣内でのプレーが多くなります。
後半6分、キャプテン川合の豪快なロングシュートがゴール左に突き刺さりゴール。相手を突き放します。
10分には清水のパスから金本が抜け出しGKと1対1のチャンスを迎えるもGKに当ててしまい決め切れません。
15分、クロス気味のパスに相手FWにDFラインを抜け出されてしまいGKと1対1の場面を作られてしまいますが、再び青谷がうまく身体を投げ出しブロック。ゴールを守ります。
続く18分には、右サイドのクロスからボレーで合わされ、シュートは枠を捉えられますが、ここも素早い反応をみせた青谷のビックセーブで守り切ります。
しかし21分でした。相手にCKを与えると、ゴール中央で頭で合わされてしまいゴール。追いつかれてしまいます。
23分にはサイドチェンジからDFラインを抜け出されてしまいます。PA内に侵入されたところでファーサイドにシュート。これが決まってしまい、立て続けの失点で逆転を許してしまいます。
その後も一進一退の攻防が続きますが、41分には左サイドからのクロスボールをゴール中央でヘディングで決められてしまい失点。
46分にはDFがGKに頭でバックパスをしたところを相手に奪われてしまい、そのまま失点と終盤に突き放されてしまい苦しい展開に。
48分、ドリブル突破から末谷がシュート。GKが弾いたところを途中出場の首藤が詰めてゴール。1点を返しますが反撃はここまで。
多くの選手が足を攣るなど非常に激しい攻防をみせた大阪ダービーは、3-5というスコアで残念ながら勝利を勝ち取ることが出来ませんでした。

平日のナイターのアウェイでの試合にもかかわらずサポーターの皆様、保護者、関係者の皆様には最後まで大きな声で声援をいただきました。本当にありがとうございました。
選手達も熱い声援のなか大阪ダービーを戦えて、本当に心強かった事と思います。
悔しい結果が続きますが、とにかく自分達に矢印を向けて、強い個の集団になるべく、また全員でTRしていきたいと思います。


セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 相澤 貴志