セレッソ大阪スポーツクラブ

高円宮杯U-18プレミアリーグ 第21節 サンフレッチェ広島F.Cユース戦|レビュー:

2022.11.27
2022年11月27日(日)高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2022 第21節
セレッソ大阪U-18 1-2 サンフレッチェ広島F.Cユース
試合詳細 >
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本日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2022 WEST 第21節 サンフレッチェ広島F.Cユース戦がセレッソ大阪舞洲グラウンドで行われました。今年最後のホーム戦、声出し応援可能の試合とあって沢山のサポーターの皆さんの声援の中、試合がスタートしました。

試合は序盤、前線からのプレスをかけてくる相手に対してバイタルを起点に攻撃を仕掛けたセレッソが主導権を奪います。
前半1分、末谷から木下にパスがつながりシュート。シュートはGKの正面をつきますが、早速チャンスを作り出します。
前半3分、左サイドの藤井からパスを受けた末谷がPA付近まで持ち込み、一度シュートフェイントで相手DFを崩してから再び右足でシュート。これがニアサイドに決まり早い時間帯で先制することに成功します。
相手はボールを持つと大きくサイドチェンジを使ってサイドを起点に攻撃を仕掛けてきます。サイドからの攻撃で何度かチャンスを作られますが、相手の精度に助けられます。
15分、自陣でのミスからショートカウンター、PA内でフリーになった相手に決定的な場面を作られますが、ここは必死で戻った川合が体を投げ出してブロック。相手にチャンスを与えません。
この辺りの時間帯から相手のプレスに対してパスを引っ掛けてしまう場面が増え、カウンターを受ける場面が多くなってしまいます。
しかしそんな中こちらも27分と30分に、皿良と藤井のシュートが枠をとらえますが相手GKのファインセーブにあい、決め切ることが出来ません。
前半はこのままタイムアップ。1点をリードして後半を迎えます。

後半の立ち上がり3分、相手のサイドからの攻撃を受けるとクロスからヘディングで合わされ、あわやという場面を作られてしまいます。しかしここはカバーに戻った川合がクリアし、ことなきを得ます。
その後何度か中盤で前を向き、相手のDFラインを崩しかけるところまでボールを運ぶ場面を作り出しますが、最後のところで精度を欠きチャンスをゴールに結びつけることが出来ません。
すると65分でした。右サイドからのグラウンダーのクロスに対して一度は弾きますが、こぼれ球を拾われてPA内フリーでシュートを打たれてしまいます。これが決まってしまい、同点に追いつかれてしまいます。
同点に追いつかれ、なんとしても追加点をあげたいところ。
82分には川合のオーバーラップから途中出場の金本のシュートにつなげますが、これは惜しくも枠を捉えることが出来ません。
チャンスを決めきれずにいると、88分でした。
自陣ゴールからやや左、30M程の距離からのFKを与えてしまうと、このフリーキックをPA内ファーサイドで頭で折り返されます。ゴール中央に折り返されたボールを頭で押し込まれてしまい、終盤で逆転を許してしまいます。
最後まで諦めずに得点を狙いますが相手の守備を崩し切ることが出来ずにタイムアップ。
1-2というスコアで勝利を勝ち取ることが出来ませんでした。

今日はホーム最終戦ということもあって、本当に沢山の方々に最後まで熱い声援をいただきました。サポーターの方々、保護者・関係者のみなさま、本当にありがとうございます。
この声援の中、戦えたことは選手たちも非常に心強かったことと思います。残念ながら結果につなげることが出来ませんでしたが、今期もあと1試合、最後に皆さんにいい結果を報告できるように全員で準備していきたいと思います。


セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 相澤 貴志