セレッソ大阪スポーツクラブ

プリンスリーグ関西1部 第7節 京都サンガF.C.U-18戦|レビュー:

2023.05.14
2023年5月14日(日)高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2023 第7節
セレッソ大阪U-18 1-2 京都サンガF.C.U-18
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ 2023 関西1部リーグ 第7節 京都サンガFCU-18戦が行われました。

セレッソは速いパス交換で攻撃を仕掛け、京都サンガFCは戦術的な立ち位置から攻撃を仕掛けるという構図で試合が始まります。
立ち上がりこそボールを失う場面が見受けられましたが、時間の経過と共に選手達は徐々に対応していきます。
前半16分、DF桧山からFW小野田へのCBの背後をつくパスでチャンスを迎えますが僅かに合いません。前半17分に得たコーナーキックではMF清水のキックから決定機を作り出しますが得点出来ません。続いてMF皿良の意外性のあるターンから小野田にボールを送りますがここも僅かに合わず決定機には至りません。
選手達は守備面で集中した対応を見せます。相手のビルドアップに対しMF平山、MF清水の的確な予測からボールを奪います。FW首藤も効果的なプレスバックでボール奪取に貢献します。前半はお互いの良さを消し合い、膠着状態のまま終了します。

ハーフタイムには無駄なボールタッチを減らす事。常に相手の背中を意識する事を確認し後半に入ります。

後半早々にチャンスを迎えます。FW首藤が相手のビルドアップでボールを奪い相手GKと1vs1を迎えますが、セーブされてしまいます。ここからセレッソがボールを保持する時間が続きます。MF清水がボールを受けると、MF平山の動きに対して相手DFが反応します。FW小野田が受け再度MF平山へ送りGKと1vs1を迎えますがここもセーブされます。
徐々に得点の気配が漂った後半18分でした。相手GKのロングボールへの対応を誤り失点してしまいます。
しかし選手達は落ち込む事なく攻撃します。ゴール前でFW首藤がフリーになりシュートを放ちます。ポストに当たった後にDFにクリアされたように見えましたが、ゴールインの判定となります。試合を振り出しへ戻し、ここからという時間帯にまたも失点を喫します。相手SBからFWへのボールを奪えず大きく展開されます。一気に駆け上がる相手は速い段階でクロスを配球します。中央で合わされたヘディングシュートは外れたかに思われましたが、ポストに当たりゴールインとなります。
得点を奪いたいセレッソは攻撃を続けます。後半38分.39分と立て続けに得たセットプレーでチャンスを迎えますが、相手GK/DFに対応されます。後半43分にはMF皿良のドリブル突破からファールを受けFKを得ます。しかし、狙い澄ましたキックはバーの上を越えていきます。その後も攻撃を続けますが、このまま得点を奪えず試合終了となりました。

敗戦が続いている状況ですが、選手達の成長にしっかりと目を向けていきたいと思います。
今節でリーグ戦が中断し、クラブユース選手権が始まります。指導者、選手共に課題を受け止めて修正し、次の試合に向かいます。保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、本日は応援ありがとうございました。



セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 稲田 康志