スウェーデン遠征8日目
いよいよ上位プレーオフとなります。

1戦目は9:00キックオフ。
対戦相手は Kalmar FFという地元スウェーデンクラブの下部組織チームです。
大柄な選手が多く、身体能力に優れているチームです。
戦術的に攻撃を仕掛けてくるチームですが、昨日の経験を活かしボールを奪います。
効果的な守備からボールを奪い、前半に2得点を奪います。
後半にミドルシュートを決められてしまい失点を喫しますが、その後は得点を許さず
試合終了となりました。しっかりと1戦目を勝利し、次の試合に備えます。

ヨーテボリ在住日本人の方々が応援に駆け付けて下さいました。

選手達は、宿舎に戻り回復に努めます。
2試合目は20:00k/oの予定でしたが急遽17:10k/oへ変更となりました。
ハードなスケジュールの中の変更となりますが、選手達は明るい表情で試合会場に向かいます。

2戦目の相手は Right to dream(ガーナ)。アフリカの強豪チームです。
試合会場であるSFKアリーナは超満員となりました。





試合は立ち上がり早々、後方からの配球の乱れを突かれゴール前までボールを運ばれます。
鋭い切り返しから左足を振り抜かれ失点を喫します。
早々に失点を喫し、ボールが落ち着かない状況が続きます。
日常では体験出来ないプレスを受け、ボールを見る時間が長くなってしまいます。
各選手が少しずつ時間を要してしまい、決定機までは至らない場面が散見された前半となりました。
ハーフタイムには、再度攻守共に確認し後半に臨みます。
しかし後半も惜しい場面は作りますが、決定機とはならず0-1で敗戦となりました。

この試合で選手/スタッフそれぞれが成果を感じ、課題に目を向けたと思います。
日常が全てという事を再確認できた試合でした。
まだまだ足りない。認めざる得ない差を感じた試合でした。

明日はトレーニングマッチを予定しています。
ハードな日程になりますが、明日に備えて身体を休めます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アカデミーGKコーチリーダー　稲田康志