セレッソ大阪スポーツクラブ

日本クラブユース選手権大会 グループステージ F組 大分トリニータU-18戦|レビュー:

2023.07.26
2023年7月26日(水)第47回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 グループステージ F組
セレッソ大阪U-18 0-3 大分トリニータU-18
試合詳細 >
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本日はグループリーグ最終戦がコーエィ前橋フットボールセンターにて開催されました。
グループリーグを突破する為に、大量得点を取ることを共有し試合へ臨みます。

しかし試合開始早々、試合がうごきます。
前半2分。相手DFラインから左サイドへボールが流れます。
それに対し、DF白濱がアプローチに行きますが、内側へカットインされます。
3バックの一枚が出た事により、背後のスペースが大きく開きそのスペースを突かれ失点。
得失点差が必要なセレッソ大阪にとっては痛い失点になります。
セレッソ大阪は常に相手のCBを攻める事を意識しプレーしますが、なかなか自分たちのペースにできないまま試合が進みます。
前半31分には、相手CBから縦パスを通され、センターサークルあたりからCB白濱の背後へボールが配給されます。GKと1vs1になり、GK青谷は我慢し対応しますがニア上に決められ0-2となります。
失点後、なかなか自分達のペースにできないまま前半を終了します。

ハーフタイムには、「受ける側が見られていること。出し手が相手を見れていないこと」を選手と共有し後半へ向かいます。

後半開始早々セレッソ大阪がチャンスを作ります。
相手のビルドアップを桧山がカットし、鈴木へ、それを清水へパスします。
清水は上手く相手のタイミングをずらし皿良へ、それをワンタッチで鈴木へ出します。
鈴木はファーへシュートを流し込みますが、相手GKが弾きます。
その流れで得たCKでは、上手く相手のマークから外れた白濱へ清水のボールが入りますが枠を外れます。
相手はサイドを広く使って攻めてきます。
それに対し、そのサイドへ出させない事や前へ行かせない事が出来ずチャンスを作られます。
後半12分に藤井と芝田を投入し巻き返しを図ります。
代わった藤井・芝田を中心に前線から点を取るためにボールを奪いに行きます。
後半28分。相手に奪われそうになりながら鈴木がボールをキープし清水へ。清水から皿良へボールが渡りますがオフサイドになります。
相手にチャンスを多く作られますが、グループリーグ2節目同様GK青谷を中心に守ります。
しかし後半41分に、相手CKからショートコーナーでコーナーで起点を作られ一度はボールを奪いますが、そのボールを再度相手に奪われ、ショートカウンターを食らいます。中央にパスを差し込まれ、そこからサイドはボールが出ます。
ペナルティーエリアを入った所から左サイドネットへシュートが突き刺さり、0-3となります。

その後も果敢にゴールを狙いに行きますが、試合終了。
グループリーグ1勝2敗で予選敗退となりました。

2連覇がかかった今大会。スタッフ・選手共に戦い抜きましたが、予選リーグで敗退という悔しい結果になりました。
今大会を通して、通用した事・通用しなかった事多くの学びがありました。
この悔しさを無駄にせず、プレミアリーグ昇格の為にこの学びをリーグ戦へ活かしていきたいと思います。

リーグ戦も簡単な状況ではありません。1つも落とせない状況にあるので、後期から全員で勝ちを取りに行きたいと思います。

保護者の皆様、関係者の皆様、そして群馬県まで応援に来ていただいた多くのサポーターの皆様、ハナサカクラブでご支援していただいてる皆様、今大会はご期待に添えず残念な結果になりましたが、来年はまた選手が変わった姿を見せてくれるはずです。

スタッフもより選手を変化させ、より技術で相手を圧倒できるチームにしていきたいと思います。
今後も暖かいご声援宜しくお願い致します。
本日は暑い中、ご声援ありがとうございました。


セレッソ大阪U-18コーチ 小畠大輝