セレッソ大阪スポーツクラブ

プリンスリーグ関西1部 第14節 京都橘高等学校戦|レビュー:

2023.09.23
2023年9月23日(土・祝)高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2023 第14節
セレッソ大阪U-18 0-3 京都橘高等学校
試合詳細 >
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本日、U-18高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ 2023関西1部リーグ 第14節 京都橘高等学校戦が行われました。

セレッソ大阪U-18は立ち上がりから丁寧にボールを繋ぎ攻撃を仕掛けます。
相手のプレスを観察しながらダイレクトプレーを織り交ぜ前進しますが、僅かにパスが合わず決定機には至りません。
一方、京都橘高等学校はコンパクトな守備陣形を構築し、奪ったボールを素早く前線のスペースへ配球します。
DFが対応した後のロングスローやセットプレーで攻撃を仕掛けてきます。
セレッソ大阪U-18はDF白濱を中心に跳ね返しますが、徐々に相手の圧力に押され始めます。
すると前半19分でした。自陣右サイドで突破を許し、ペナルティーエリア内でファールをとられPKで失点します。
得点を奪い返したいセレッソ大阪U-18ですが、ボールロストから守備に時間を費やされます。
連続したセットプレーの守備では何とか身体を駆使し、ゴールを割らせません。
前半43分、右サイドから突破を許しクロスを配球されます。フリーでヘディングされますがGK青谷が処理します。
前半46分にはまたも右サイド深くまで突破を許しますが、何とかGK青谷がブロックします。
攻撃では終了間際のDF白濱の意表を付くロングシュート。GK青谷からの配球にFW皿良が抜け出しますが得点には至りません。
前半はこのまま終了となりました。

ハーフタイムには、いつボールを受けるのか。それに伴う正確な技術を発揮する事を確認します。

前半と変わり、後半はボールを支配します。
相手のプレスを良く観察しボールを受ける回数も増加します。
後半4分には積極的なプレスでボールを奪います。右サイドを駆け上がるDF安藤がシュートを放ちますが惜しくも外れます。
後半14分にはMF西川がハーフライン付近からドリブルで仕掛け、そのままシュートを放ちます。
相手GKのセーブに合い、溢れたボールをFW皿良が詰めますが僅かに届きません。
飲水後も攻撃の時間が続き、時折配球される相手のロングボールにも的確な予測からボールを奪い返します。
後半29分にはFW皿良が左サイドを突破し、中央で待つMF伏見へボールを送ります。
MF伏見の狙い済ました左足は僅かにゴール右へ外れます。
続く31分には後方からのロングボールにFW小野田が抜け出しますが、DFに対応されます。
40分には中央を突破します。MFエレハクからFW皿良、FW小野田と繋ぎますがオフサイドの判定となり得点にはなりません。
しかし42分でした。京都橘高等学校に走力を活かされ、右サイドから突破を許し失点してしまいます。
続く43分にも攻撃に圧力をかける中、僅かな技術ミスから失点を喫します。
選手達は懸命に攻撃を仕掛けますが、京都橘高等学校は時間を有意義に使用します。
ボール奪取に時間を要し、効果的に攻撃に繋げる事が出来ずこのまま試合終了となりました。

直近3試合の結果が1分2敗と非常に厳しい状況となりました。
自分達の現状をもう一度見つめ直し、指導者・選手共に課題を受け止め次の試合に向かいます。
保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、本日は遠方となりましたが応援ありがとうございました。



セレッソ大阪アカデミーGKコーチリーダー 稲田康志