セレッソ大阪スポーツクラブ

レッドブル・ブラガンチーノ(ブラジル)への練習参加 3週目

2023.09.29
ブラジルに渡り早3週間が過ぎました。
滞在期間も折り返しとなり、その貴重な環境の中で何かを掴もうと、選手たちは一日一日を噛み締めながらサッカーに向き合っています。
先週に引き続きトレーニングはU20で行いつつも、今週はU17がトレーニングマッチを行うということで参加させていただきました。これまで積み上げてきたものの手応えを確かなものにしつつ、短い時間しかプレーできなかった悔しさをぶつけたいこの一戦。与えられた時間の中で、自分の価値を示すため必死にプレーしました。





トレーニングマッチは、後半から出場した二人の活躍により勝利しました。木實選手が左サイドを突破し、深い位置から中央に折り返しのパス。これを平山選手が走り込み、豪快にネットに突き刺しました。これが決勝点となりました。
トレーニングマッチの後は、短く紅白戦を行い、最後に記念撮影をさせていただきました。もうすっかり馴染んでいます。



また、今週はレッドブル・ブラガンチーノ様の計らいで、トップチームのホームゲームにご招待いただきました。席数17,000人ほどの歴史あるスタジアムで、ピッチとスタンドとの距離に加え屋根が近いため、観客の声が地鳴りのように響き、迫力を感じました。対戦相手はウルグアイ代表ルイス・スアレス選手を擁するグレミオFBPA。レッドブル・ブラガンチーノは現在リーグ6位に対して、グレミオFBPAは3位。結果は2-0でレッドブル・ブラガンチーノの勝利となり、試合内容も非常に激しく見応えのあるものでした。



観戦した選手たちも技術の高いプレーに歓声を上げ、食い入るように試合の展開を目で追っていました。次の写真は今回の練習参加で大変お世話になっているレッドブル・ブラガンチーノ・アカデミーのHead of Youthのビクトルさん(中央上)と、Technical Coordinatorのカルロスさん(中央下)アカデミーを取り仕切るお二人にレッドブルの歴史や選手を直接教えていただきました。



ブラジルで活動できる時間も限られています。
環境への適応からもう一歩踏み出し、海外の地でも圧倒的な存在になれるように今日もトレーニングに励みます。

クリエイティブパフォーマンスマネジャー 安食知典