セレッソ大阪スポーツクラブ

プリンスリーグ関西1部 第15節 東海大学付属大阪仰星高等学校戦|レビュー:

2023.10.02
2023年10月1日(日)高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2023 第15節
セレッソ大阪U-18 2-2 東海大学付属大阪仰星高等学校
試合詳細 >
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【U-18】高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ 2023【関西】1部リーグ 第15節 東海大学附属大阪仰星高等学校戦が行われました。

セレッソ大阪U-18は立ち上がりから短いパス交換から攻撃を仕掛けますが、東海大学附属大阪仰星高等学校の素速いプレスで前進出来ません。中盤で失ったボールを相手は速い段階で前線に送ります。ロングボールに対しての反応も相手が上回り押し込まれる時間が続きます。しかしDF白濱を中心に粘り強く対応し、ゴール前では相手に自由を与えません。攻撃では徐々に選手達は変化を見せ、効果的に相手の背中をとりボールを前進させます。前半14分にはMF首藤が左サイドをドリブル突破します。CBの背中に走るFW小野田に合わせますが僅かに合いません。続く15分には中盤でのボール奪取からMF清水が背後へ走るFW小野田へボールを送りますがここも合いません。
ボールを握る時間が増え得点を奪いたい所ですが、失点を喫してしまいます。前半22分。相手のロングボールへの対応を誤りボールは自陣ゴール方向へ流れます。相手を追いかける形となり、ペナルティーエリア内でファールを取られます。ここでは退場処分の判定を受けPKにより失点となりました。
失点直後には中盤でのボールロストからカウンターを受けますがDF白濱が身体を駆使したブロックで得点を与えません。悪い流れが続くかと思われましたが、選手達は冷静に攻撃を続けます。
前半40分にはFW皿良からサイドを上がるDF安藤へボールを送ります。DF安藤は走り込むMF西川へボールを送りますが、MF西川のシュートは惜しくもGKに処理されます。前半はこのまま得点を奪えず、0-1のまま前半が終了します。

ハーフタイムには全体的な距離を確認します。

後半開始から攻撃を仕掛けます。後半1分には左サイドを起点に。後半4分にはDF安藤からMF清水を経由し左サイドのDF藤井へ展開し攻撃を仕掛けます。後半14分にはGK青谷のロングフィードにMF西川が走りますが、雨の影響も有りボールが長くなります。守備では集中した対応を続けます。相手CKをフリーで合わされますがGK青谷のセーブで凌ぎます。
そして後半21分にCKで得点が生まれます。FW皿良の狙い澄ましたボールは直接ゴールに吸い込まれます。
得点後もセレッソ大阪U-18は攻撃を続け、CK守備からのカウンターや、FW皿良MF清水の高い技術力で得点を伺います。このまま得点を奪えるかという状況の後半アディショナルタイムでした。CK守備からカウンター最中のボールロストで更にカウンターを受ける形となります。自陣右サイドから突破を許しクロスを配球されます。攻撃に転じ、戻りきれていないファーサイドでシュートを打たれ失点を喫します。
しかし後半50分、諦めないセレッソ大阪U-18はCKのチャンスを得ます。FW皿良のキックがオウンゴールを誘い同点に追いつきます。試合は得点後直ぐに終了となりました。
退場者を出し数的不利な状況で試合に追いついた事は非常に前向きな結果だと思います。
そして何より選手達自身が自分達で考えプレーしている姿が見られた事も、非常に前向きだと考えています。
指導者/選手共に課題を受け止め次の試合に向かいます。
保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、本日は応援ありがとうございました。

セレッソ大阪アカデミーGKコーチリーダー 稲田康志