セレッソ大阪スポーツクラブ

プリンスリーグ関西1部 第13節 近江高等学校戦|レビュー:

2023.10.07
2023年10月7日(土)高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2023 第13節
セレッソ大阪U-18 2-2 近江高等学校
試合詳細 >
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本日、U-18 高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ 2023 関西1部リーグ 第13節 近江高等学校戦が行われました。

セレッソ大阪U-18は立ち上がりから相手のプレスを把握し、長短のボールを使い分け攻撃を仕掛けます。
開始早々には、MF西川からサイドを駆け上がったDF橋本へボールを送りチャンスを作りますが、得点にはなりません。
一方、近江高等学校は両サイドからのドリブル突破でゴールに迫ります。
お互いの攻撃の長所を出し合う構図で試合が始まりました。
セレッソ大阪U-18は前半7分、MF鈴木が前線中央へ攻撃的なパスを送ります。
MF首藤からFW皿良へと繋ぎ、FW皿良がエリア内からシュートを放ちますがゴール右へと外れます。
続く11分にはFW皿良のFKでゴールに迫りますが得点とはなりません。
13分にはDFラインでボールを受けたMF清水から、DFライン背後へ抜け出すMF西川へボールを送りますが惜しくもオフサイド。
そして前半15分でした。相手のクロス攻撃の対応からMF首藤がボールを拾い個人技でボールを運びます。
FW小野田へとボールを繋ぎ、エリア内で振り抜いた左足シュートがゴールに吸い込まれ先制に成功します。
得点後も攻撃を仕掛けます。GK青谷からの相手DFライン背後へのロングボールや、効果的な位置をとるFW皿良へと繋ぎ攻撃します。
しかし守備面では相手のドリブル突破に対し、徐々に対応が遅れ出します。
自陣右サイドから突破を許すと、エリア内からのグラウンダークロスを押し込まれ失点を喫します。
失点後もお互いに攻撃を仕掛けますが両チーム集中した対応で得点が生まれず前半が終了します。

ハーフタイムには、攻撃面では相手DFラインを攻撃する事、守備面ではドリブル突破への対応を確認します。

後半も開始から両チーム攻撃を仕掛ける展開で始まります。
後半2分、中盤右サイドでボールを失い自陣深くを突破されます。グラウンダークロスに対して対応を誤り失点を喫します。
しかしセレッソ大阪U-18も攻撃を仕掛けます。
後半9分には、FW小野田のドリブル突破から中央MF鈴木へボールを送ります。MF鈴木のシュートがゴールに入り同点とします。
ここから両チーム更に攻撃を仕掛けますが、両チーム豊富な運動量で身体を駆使しゴールを許しません。
後半33分、相手は思い切ったミドルシュートを放ちますがGK青谷が何とか凌ぎます。
後半34分にはセレッソ大阪U-18がまたも左サイドを起点に攻撃しFW皿良が放ったシュートはゴール右へ外れます。
後半35分のCKでは、FW皿良の蹴るボールが惜しくも直接ポストに当たり得点とはなりません。
最後まで両チーム攻撃を繰り出しますが、得点を奪えないまま試合終了となりました。

非常に厳しい状況で迎えた今節ですが、選手達は前向きに闘い抜いたと感じています。
指導者/選手共に課題を受け止め次の試合に向かいます。
保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、本日は応援ありがとうございました。



セレッソ大阪アカデミーGKコーチリーダー 稲田康志