セレッソ大阪スポーツクラブ

プリンスリーグ関西1部 第8節 京都サンガF.C.U-18戦|レビュー:

2025.05.17
2025年5月17日(土)高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2025 第8節
セレッソ大阪U-18 2-1 京都サンガF.C.U-18
試合詳細 >
------
前夜から降る豪雨の影響により、ピッチコンディションが良くない中、高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ 2025【関西】 1部リーグ 第8節 京都サンガF.C.U-18戦がホーム舞洲で行われました。

セレッソ大阪は前半立ち上がりから背後へのボールを多用し、相手ピッチでプレーすることを意識し試合に入ります。
前半10分試合が動きます。伏見のスローインからセカンドボールを奪い、小野田が相手背後へのルーズボールを配球します。それに芝田が反応し抜け出しについて来れなかった相手が足を引っ掛けPKを獲得。芝田が冷静にゴールを決め1-0。
ゴール後もセレッソ大阪は背後へのボールを配球し続け攻撃を弱めません。
前半13分、相手DFのGKへのバックパスが雨で止まってしまいます。それを狙っていた芝田がボールを奪い、GKと1vs1になりますが、上手くボールをコントロールできずGKにキャッチされます。
前半16分、手嶋のコーナーキックからの流れで増田がクロスを上げます。そこに増井が反応し、頭で合わせますがゴール左側に外れます。
背後へのロングボールで相手にチャンスを作られましたがGKのイシボウを中心に守り抜きます。
増田、手嶋の9本ものコーナーキックから何度もチャンスを作りますが、決めきれません。
前半39分、伏見のスローインから増井→芝田→小野田とパスを繋ぎ、シュートを打ちますが枠を外れます。セレッソ大阪ペースのまま、前半が終了します。

ハーフタイムではシュートの質や背後へのボールをどこに蹴るのか、守備では前からハイプレスをかける事を共有し後半に入ります。

後半1分、大島のサイドチェンジから増井→手嶋と繋ぎ、相手DFの背後へスルーパス、それに反応し小野田がニアにシュートを放ちますが枠を外れてしまいます。
後半6分、相手のビルドアップからライン間で相手のインサイドハーフにボールを受けられ、そこから背後へスルーパスを出されてしまいます。相手FWが反応し、そのままファーへシュートを決められ1-1になります。立ち上がりで追加点を取りたかったセレッソ大阪ですが、後半早々に失点してしまいます。
失点したセレッソ大阪ですが、流れを持っていかれないようにハイプレス、背後へのアクションを増やしていきます。
すると後半9分、増井のハイプレスで相手選手はロングボールを選択します。そのロングボールをCBの海保がクリアすると、大島がヘディングで相手DFの背後へ流します。そのボールに反応した小野田がドリブルから左足でニアへ打ち抜き2-1となります。
このまま勝ち切りたいセレッソ大阪ですが、京都サンガF.C.U-18も緩めません。
後半26分、相手チームのロングスローからゴールエリア付近まで投げられますが、DFラインの選手を中心に体を張って守り抜きます。
後半32分、増田→永添、芝田→エゼモクェ、前線の選手を交代し、前線からのプレスや前線のアクションを増やしていきます。
後半34分、途中交代の永添がロングスローを投げます。高く飛んだボールはファーサイドで待っていた伏見の所に飛んできます。伏見が頭で合わせますが、GKにキャッチされます。
後半39分に増井→尾嵜、後半45分+アディショナルに手嶋→丸尾
相手チームのコーナーキックでGKも上がってきますが、イシボウ中心に守り抜きます。

試合が始まるまでの豪雨で、ピッチコンディションも悪い中勝ちきれた事は本当に大きく評価できると思います。ですが、後半早々の失点などで課題も多く見つけることができました。

来週はクラブユース選手権大会で再び京都サンガF.C.U-18との一戦になります。
2連勝し勢いをつけれるように1週間準備したいと思います。

本日も雨の中、サポーターの皆様、保護者、関係者の皆様、温かい応援をありがとうございました。


(セレッソ大阪U-18コーチ 小畠大輝)


閉じる