セレッソ大阪スポーツクラブ

U-15女子リーグ関西 第6節 RESC GIRLS U-15戦|レビュー:前線からのプレスが奏功、2点を上げて勝利

2020.10.11
2020年10月10日(土)JFA U-15女子サッカーリーグ2020関西 第6節
RESC GIRLS U-15 0-2 セレッソ大阪堺アカデミー
試合詳細 >
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JFA U-15女子サッカーリーグ2020関西 第6節 vs RESCが行われました。

試合前のミーティングで前節の反省(立ち上がり・守備強度・アクション回数)を確認して試合に入ります。
キックオフ直後から選手たちはアグレッシブなプレーを見せてくれます。
前半11分、CBの楠から背後へ抜け出した井田にロングパスを送ります。パスは通らず相手にカットされますが、そのまま井田がプレスをかけます。それが相手のパスミスを誘い、ボールを奪った堀がワンタッチでFWの栗本へ。PA右角付近でパスを受けた栗本は中央の佐藤へパス。パスを受けた佐藤はPAの外から思い切ったミドルを左足で打ち、ネットに突き刺し先制に成功します。

その後も、相手に判断させる時間を与えないように前線から圧力をかけます。
しかし、ボールを奪うことが出来てもそのボールを繋ぐことが出来ず、前半終了。
奪った後のパス・技術の選択、アクションの回数を増やす、カウンター対応などを確認して後半を迎えます。

後半も強度を下げることなくプレスをかけ、主導権を握ります。
すると後半8分木下のCKからフォアにいた本谷がヘディングで折り返し、中央にいた栗本がフリーでシュート。追加点を奪い、突き放すことに成功します。
試合が進むにつれて、徐々に体力がなくなりプレスに行けなくなるとボールを握られ出します。
そのタイミングでもう一度前線の守備を活性化させようと選手交代をします。しかし、選手同士の距離が改善できず耐える時間が続きました。
それでも最後まで走り続け2-0で勝利することが出来ました。

前線からのプレスでボールを奪うことは出来ましたが、奪った後の繋ぎや試合終盤の強度など多くの課題も出た試合でした。
今回出た成果と課題を検証し、次の試合に活かしたいと思います。

(セレッソ大阪堺アカデミー監督 日高欣弘)