セレッソ大阪スポーツクラブ

U-15女子リーグ関西(前期) 第6節 INAC神⼾テゾーロ戦|レビュー:

2024.05.12
2024年5月12日(日)JFA U-15女子サッカーリーグ2024関西(前期) 第6節
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15 - INAC神⼾テゾーロ
試合詳細 >
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本日、JFA U-15女子サッカーリーグ2024関西 第6節 INAC神戸テゾーロ戦が行われました。

現在、リーグ戦の順位はINACと勝ち点で並び、得失点でセレッソが上位にいます。
その為、今節はリーグ1位をキープする為にも勝ち点3を獲得することはチームとして大きな目標でした。

前節までの反省を活かし、ゲームの入り方、飲水後の入り方も含め、気持ちが緩むことのないように自分たちで声をかけます。
その甲斐あって、前節に続き、キックオフと同時にアグレッシブにボールを追いかけていきます。
組織的に前からプレッシングをかけ、高い位置でボールを奪うことができ、積極的にINACゴールに攻撃を仕掛けます。
開始早々CKを得てチャンスを掴みますが決めきれません。
INACも積極的に前からボールを奪いにきますが、セレッソは相手が出てきてできたスペースを使いながらビルドアップをしていきますが、パスが長すぎて相手GKに取られてしまったりとシュートまでいけません。
前半13分、自分たちのビルドアップからボールの失い方が悪くCKを与えてしまいます。
マークがずれてフリーになったところにボールを入れられシュートを打たれますが、DFにあたり再びキッカーの前にボールが転がります。再度ゴール前にボールを入れられ、シュートを打たれますが、GK原田がキャッチ。ピンチを防ぎます。
そのような一進一退の攻防が続く中、ゲームが動きます。
前半36分、中盤でボールを奪った林祐未から左サイドを駆け上がってきた酒本へパスが入ります。酒本はそのまま縦に仕掛けクロスを入れますが相手DFのクリアでCKを得ます。
そのCKでファーにいた寺田にボールが入ります。1タッチでシュートを打とうとしますが、打ちきれずゴール前で相手DFとゴチャゴチャになっている中、そのままボールがゴールラインを割、オウンゴールという形で1-0とします。
セレッソは得点した勢いで追加点を狙いにいきますが、シュートを決めきれず前半を終えます。

ハーフタイムには、守備の確認と前から来る相手に慌てずにボールを動かすことを確認し、後半へと挑みました。

後半、ハードなゲーム展開で疲れてきた選手を入れ変えながら自分たちで流れを掴んでいきます。
前半同様にアグレッシブに前からボールを奪いに行き、味方が動いてできたスペースに後ろから攻撃参加をすることで、攻撃に厚みを出します。
相手に攻め込まれる時もありましたが、DFラインもアラートにカバーの立ち位置をお互い声をかけ、確認しながら守っていきます。
攻撃はボール状況を見て、それぞれが判断し相手を見て攻撃を仕掛けていきます。サイドからのクロスや、背後へのランニングなど前半よりも多く見受けられるようになり、相手もその分走らされ、少しずつ相手DFラインに遅れがではじめました。ただゴール前までボールは入りますが、時間をかけすぎてしまいシュートまで打ち切ることができません。
後半35分、中央で相手が下げたボールを玉村がインターセプト、そのまま橋本にボールが渡ります。橋本から中央に走り込んだ池田にパスが入りますが合わず、しかしそのまま流れたボールを池田が追いかけ、体勢が悪いまま振り向きながら右足を振り抜きます。そのボールがゴール右隅にそのまま入り、2-0と引き離します。苦しい中、全員が走り、みんなでとったゴールとなりました。
さらに追加点を狙いにいきましたが、そのまま試合終了となりました。

前節に比べて、よりアグレッシブに戦えたゲームとなり選手の成長を感じられました。
またチームとして少しづつ同じ方向を見て、一体感も出てきたことは良かったと思います。
しかし、パスの正確性や時間をかけずにプレーすることなど課題も多く見えたゲームでもありました。
ひとつずつ、チームとして個人として課題を克服できるように、トレーニングで励んでいきたいと思います。

本日はお忙しい中、応援に駆けつけていただいたサポーターの皆様・保護者の皆様・関係者の皆様、誠にありがとうございました。
皆様に面白いと思っていただけるゲームができるように、選手と共に取り組んでいきたいと思っています。
引き続き、応援よろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15監督  関根 麻里)


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