セレッソ大阪スポーツクラブ

U-15女子リーグ関西 第5節 クラベリーナ東住吉戦|レビュー:開始早々に失点、悔しい敗戦に

2020.10.04
2020年10月4日(日)JFA U-15女子サッカーリーグ2020関西 第5節
セレッソ大阪堺アカデミー 1-2 クラベリーナ東住吉
試合詳細 >
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JFA U-15女子サッカーリーグ2020関西第5節がJーGREEN堺S15ピッチで行われました。

ゲーム前のミーティングで攻守においてアグレッシブにプレーすることを確認し、試合に臨みました。
試合開始直後、相手のクリアをセンターバックがヘディングで弾き返すことが出来ず、ルーズボールを相手に拾われてしまいます。
それをゴール前まで持ち込まれ、シュートを打たれてしまい開始早々失点します。

取り返そうと堀江がスローインから左サイドを突破しクロスを上げます。キーパーに触られますが、こぼれた所を井田がシュート。わずかの所でシュートは左に外れていきます。
その後も背後へ出ようとしますが、全員が背後への意識が強くなってしまい、選手同士の距離間が遠くなり上手くボールを動かすことが出来ません。また、高い位置に設定された相手DFラインをうまく攻略することが出来ず、オフサイドにかかってしまいます。
そして時間が経つにつれて徐々に焦り出し、相手が中央に密集している所へシュートを無理矢理打ってしまい、効果的に攻撃をすることが出来ないまま前半終了。

準備を早くすること、狭くなったら早くサイドを変えること、相手に起点を作らせないことなどを確認し、後半を迎えます。
しかし、アグレッシブさが裏目に出てしまいます。サイドから中央へ入れ込まれたボールに対し、センターバックがボールを奪おうとチャレンジしますが、ペナルティーエリア内で相手を後ろから倒してしまいPKを与えます。そのPKを決められ0-2。

後半10分、リズムを変えるために一気に選手を4人交代します。
するとリズムが良くなり、選手がアグレッシブに動き出します。
後半32分 左サイドを栗本が突破し、佐藤へと繋ぎます。佐藤が中央へクロスを送り、高山がニアへ。それに相手でつられ、こぼれた所を佐藤が押し込み1-2とします。
その後もサイドから仕掛け、クロスやCKでチャンスを見出しますが、最後の所で触れず追加点を奪うことが出来ません。
そして、そのまま試合終了となり結果1-2で敗戦。
立ち上がりの不安定さが試合の流れを決めた試合となりました。

一人一人の守備の強度、技術、状況判断など基本的なことをトレーニングから徹底し、次節に向けて取り組んでいきたいと思います。

(セレッソ大阪堺アカデミー監督 日高欣弘)