セレッソ大阪スポーツクラブ

U-15女子リーグ関西 ASハリマアルビオンユース戦|レビュー:

2023.05.03
2023年5月3日(水・祝)JFA U-15女子サッカーリーグ2023関西(前期)
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15 2-1 ASハリマアルビオンユース
試合詳細 >
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本日、JFAU-15女子サッカーリーグ2023関西 第4節 ASハリマアルビオンユース戦が行われました。

立ち上がりからロングボールを主体に裏へ走り込んでくる相手に対して、気を抜けない展開となります。ラインコントール、浮き球の対処、GKとの連携などでピンチになりそうな場面もありながらゴール前では集中を切らさずに相手の攻撃を跳ね返します。
攻撃ではビルドアップから相手のライン間で前向きの選手を作ることで中央から攻め込もうとします。センターサークル付近でFWやMFがパスを受けて前を向く場面が多く出ますが、そこからのパスが繋がらず決定機まで至りません。
前半24分、右SBの西村が縦に入れたパスから右サイドを複数人の連携で崩します。ゴール前に抜け出した池田が放ったシュートはクロスバーに当たりますが阪田が押し込んで先制点を奪います。先制後も相手の攻撃に粘り強く対応して無失点で前半を終えます。

ハーフタイムには、早いタイミングで蹴り込まれるロングボールに対しての予測と準備を徹底すること、ボールをしっかり扱って自分達のタイミングを作ることを確認して後半に入ります。

後半の立ち上がり、警戒していた相手のロングボールに対するクリアミスからピンチを迎えて押し込まれる展開となります。すると数分後、相手のサイド攻撃を一旦は食い止めますが、連携ミスから再度相手にボールを渡してしまいシュートを打たれます。こぼれたところを押し込まれ同点とされます。
相手に主導権が渡るかと思った失点直後、左サイドからボールを持ち込んだ池田がPA内の山崎へパス、山崎が冷静に決めて2-1とします。勝ち越し後もピンチを迎えますが最後まで集中して守り抜きそのまま試合は終了します。

決定機を多く作ることはできませんでしたが、2つの得点シーンでは技術で人が繋がってゴールまで到達することができました。今後もそのような場面を増やすことができるように質にこだわったトレーニングを積んでいきたいと思います。

会場に駆けつけていただいた皆様、温かいご声援ありがとうございました。今後も応援よろしくお願いいたします。



セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15監督 金澤史朗