セレッソ大阪スポーツクラブ

U-15女子リーグ関西(前期) 第1節 ASハリマアルビオンユース戦|プレビュー:

2024.04.14
2024年4月14日(日)JFA U-15女子サッカーリーグ2024関西(前期) 第1節
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15 - ASハリマアルビオンユース
試合詳細 >
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本日、三木防災第三球技場にてJFA U-15女子サッカーリーグ2024関西が開幕し、ASハリマアルビオン戦が行われました。

開始早々、ASハリマアルビオンはDFの背後にロングボールを入れて、前線からボールを奪いにプレッシングにきました。
それに対しセレッソは、ロングボールに対応をしながら、相手を見て立ち位置を取りビルドアップをしていきます。前線からアグレッシブにプレッシングをかけコンパクトにしながらボールも奪いにいきました。
何度かラインを下げるタイミングが遅れてしまい背後を取られてしまったり、跳ね返したボールを相手に拾われてしまったりした場面もありましたが、ラインコントロールとプレスバックを声をかけ積極的にチャレンジする姿勢が見られました。
前半8分ゲームが動きます。
相手VOが相手FWに入れたボールをCB岡田が球際に強く寄せ、下げたボールを林祐未がインターセプト、その間にSB酒本が相手DFラインの背後を狙いランニング、林祐未から酒本にスルーパスが入り相手GKと1vs1に。酒本は冷静にゴールに流し込み得点。
前半26分、ビルドアップから2点目が入ります。CB岡田からVO山崎にボールが入るとSB西、VO林祐未、FW平田と林優明が相手の背後を取りにランニング。相手DFが割れたところに山崎から平田にパスが入り、相手GKと1vs1。落ち着いて左サイドネットに流し込み2-0とし前半終了。

ハーフタイムには、ロングボールに対してのラインの確認とツートップの距離間を確認し、後半へと挑みました。

後半も前半同様に、相手はロングボールを入れてきます。
ロングボールに対してGK原田がDFラインに指示を出したり、ラインコントロールの声が出てきたりと選手間でコミュニケーションを取る姿が少しずつ増え、個から組織で守備をする意識が高まりました。
高い位置でボールを奪い、相手の背後を意識することで前向きでボールを受けることができ、得点へと繋がります。
後半2分、CB石川がボールをハーフラインで奪い、VO林祐未、SMF林優明へと繋ぎ3-0とします。
立て続けに後半4分、相手がボールを下げたところをVO林祐未が前からアグレッシブにプレッシングをかけ、そのままボールを奪い4-0と引き離します。
前半から積極的に前からボールを奪いにいく姿勢をここでも継続してやりつづけることが得点へと繋がりました。
後半16分、SB酒本がボールを奪い左サイドをドリブルで運び出します。相手が出てきたところをSMF林優明とワン・ツーで交わし、中に切り込んだところをFW平田が相手CBの背中でパスを受けシュート。5-0とします。
気温の高い中でのゲームで、相手の運動量が落ちてきたこともありますが、慌てず幅を使うことで、相手の変化を見ながらボールを動かしていきます。
後半38分、右サイドをVO林祐未がドリブルで駆け上がりクロス、FW瀧本がDFの背中をうまく取り、クロスボールに合わせ6-0と追加点を奪います。
最後まで自分たちのやるべきことをやり続け、開幕戦を勝利で終えることができました。

勝利したとはいえ、まだまだ課題の残る部分は多く、全員で切磋琢磨しながら日々のトレーニングで積み重ねていきたいと思います。

本日はお忙しい中、応援に駆けつけていただいた、サポーターの皆様・保護者の皆様・関係者の皆様、誠にありがとうございました。


(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15監督  関根 麻里)