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高円宮妃杯U-15 女子サッカー選手権 準々決勝 ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15戦|レビュー:

2024.12.15
2024年12月15日(日)高円宮妃杯 JFA 第29回全日本 U-15 女子サッカー選手権大会 準々決勝
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15 3-1 ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15
試合詳細 >
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本日、高円宮妃杯 JFA 第29回全日本 U-15 女子サッカー選手権大会 準々決勝として、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15と対戦しました。

先週に引き続き、強風の中でのゲームとなりました。
今回、会場が滋賀県という事もあり、メンバーだけでなくチーム全員で試合会場に来ました。
試合前、メンバーは責任を持って100%の力を発揮し戦うこと、そうでない選手もチームの為にできることをすること、チーム一丸となって全員で戦うことを確認し挑みました。

この試合も立ち上がりから相手ゴールに迫ります。
開始9分、酒本のクロスが相手に跳ね返されます。そのこぼれを田村が拾いにいきますが、ボールが流れ、相手に渡ります。相手がGKに下げたボールを山崎がそのまま1タッチでゴールに流し込み先制します。さらに13分、西村が相手DFラインの背後にボールを入れます。そこに走り込んだ田村が相手のハンドでPKを獲得し、それをきっちり決め2-0と引き離します。
しかしながらその2分後、相手のCKから失点をしてしまいます。
その後も下を向くことなく相手ゴールに向かいますが、向かい風もあり、なかなかゴール前までいくことができずに前半を終えます。

ハーフタイム、守備の確認と風で慌てることなく落ち着いてボールを動かすこと、ドリブルを使って運び出すことを確認し、後半へ挑みます。

後半もスタートからアグレッシブに相手ゴールに迫ります。
後半は風上になったこともあり、少し気持ちに余裕を持ってボールを動かしていきます。
対するジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15は風下になったこともあり、DFラインの背後へ長いボールを入れる攻撃をしてきます。
しかし、四本を中心にボールを跳ね返し、セカンドボールを拾い攻撃を仕掛けます。中盤では、林祐未がドリブルで前にボールを運び出し、相手を困らせていきます。
62分、中盤田村から背後へ抜け出した池田へスルーパス、そのまま1タッチでゴールに流し込み、3-1と勝ち越しゴールを決めます。
試合終了のホイッスルまでボールを動かしながら、相手ゴールに迫り続け、全員で声を掛け合い、球際でも戦いながら勝ち切ることができました。

チーム一丸となって戦い、勝ち切ることのできたゲーム。
試合に出てる選手だけでなく、そうでない選手も含めて一緒に戦うことのできたゲームであり、チームとして成長できたゲームとなりました。
まだまだ課題も多く、修正しないといけないことも多くありますが、準決勝に向けてしっかり準備していきたいと思います。

本日も肌寒い気候の中、応援に駆けつけていただいたサポーターの皆様・保護者の皆様・関係者の皆様、誠にありがとうございました。
その声援がいつも選手と我々スタッフの力になり、背中を押していただいています。
今後とも熱い声援をよろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15監督 関根 麻里)


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